【ゲーム株概況(1/21)】20年12月期通期予想を増額の東京通信が2000円大台を回復 スクエニHDは5日続落 IGポートは利益確定の売りに押される

1月21日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比233.60円安の2万8756.86円で取引を終えた。米国の新大統領就任イベントが波乱なく無事に通過したこともあり、朝方からご祝儀的な買い物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アクセルマーク<3674>やギークス<7060>、マイネット<3928>などが買われたほか、東京通信<7359>が商いを伴って5日続伸となり、終値ベースで2000円大台を回復してきた。東京通信は、前日1月20日に2020年12月期通期の連結業績予想の上方修正を発表しており、ハイパーカジュアルゲーム『Save themall』の予想以上の収益貢献ぶりがあらためて評価されているようだ。

先日のNintendo Switch用ソフト『Fit Boxing 2』の全世界での累計出荷販売本数50万本突破に続き、スマホ向け農園ゲーム『すみっコぐらし 農園つくるんです』の全世界累計100万ダウンロード突破も発表したイマジニア<4644>も続伸した。

半面、任天堂<7974>が続落し、スクウェア・エニックスHD<9684>も5日続落となるなど大手ゲーム株の一角がさえず、ブシロード<7803>は3日ぶりに反落した。

IGポート<3791>は、直近で400円超の上昇を演じてきた過熱感もあり、この日は利益確定の売り物に押された。


■関連銘柄
株式会社東京通信グループ
https://tokyo-tsushin.com/

会社情報

会社名
株式会社東京通信グループ
設立
2015年5月
代表者
代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
決算期
12月
直近業績
売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
7359
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