モブキャスト、スマホゲーム『キングダム乱 -天下統一への道-』を共同開発先のでらゲーに0円で譲渡

モブキャストホールディングス<362>は、この日(1月26日)、モブキャストゲームスが『キングダム乱 -天下統一への道-』について、共同開発先であるでらゲーに無償で譲渡することを明らかにした。損失解消が目的のため、譲渡価額はないとのこと。1月28日に譲渡を実行する予定。2020年12月期の業績に与える影響はないが、2021年12月期の業績予想は本件を踏まえた数字を発表する。

モブキャストゲームスは、2020年1月にゲームゲートと合併した後、ゲームゲートの強みを生かしたアニメを中心としたIPのプロデュースによるグローバル展開を戦略の中核として事業を展開している。

それに伴い、戦略外となるスポーツ系ゲームタイトルの一部を2020年3月に譲渡し、選択と集中を進めていたが、今回も一環となる。同タイトルは2019年12月期で8億円の売上をあげたものの、現在、管理コストを含めると損失となっているという。


■ゲームタイトル譲渡の内容
(1)譲渡の対象となるゲームタイトル
「キングダム 乱 -天下統一への道-」
(2)ゲームタイトル経営成績(2019年12月期)
売上高:約8億円
(3)譲渡の対象となる資産・負債の項目及び金額
該当ない。
(4)譲渡価額
0円(損失解消が目的のため、譲渡価額はない)