ドリコム<3793>の内藤裕紀社長は、この日(1月28日)にオンラインで開催した第3四半期の決算説明会において、新規オリジナルIPとして『AKROGLAM(アクログラム)』を手掛けていることを明らかにした。2020年9月より始まったサービスだが、提供会社についてはこれまで広く公開していなかったという。
『AKROGLAM』は、音楽と物語が交錯する音楽開発プロジェクト。ローンチ時に6曲を音楽配信サイトで配信し、今年1月から音楽CDのECもスタートした。内藤社長は、「音楽事業だが、中期的にはIPとして育てていきたい」とコメントした。
「自分たちで音楽の制作から流通、配信サービスまでやっており、公式Twitterのフォロワーが1万5000人、YouTubeチャンネルも1万1000人に達するなどファンコミュニティも育っている。順調に立ち上がってきている」という。
モバイルゲーム業界では、他社からライセンス許諾を得て新作ゲームを開発することが多かったが、有望なIPが枯渇するとともに、自社でIPプロデュースを始める会社が増えている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793