SME、Kobaltからインディーズアーティストを対象とした音楽制作及び配給事業と音楽の著作隣接権管理事業を約452億円で取得へ
ソニー<6758>は、2月2日、子会社のSony Music Entertainment(以下「SME」)がKobalt Music Group(以下「Kobalt」)の有する主にインディーズアーティストを対象とした音楽制作及び配給事業である「AWAL」と、音楽の著作隣接権管理事業である「Kobalt Neighbouring Rights」を取得するために、これらの事業に関するKobaltの子会社の全ての株式および関連資産を取得ことを発表した。
取得に係る費用は4億3000万米ドル(約452億円)で、今後一定の運転資金その他の調整を経て決定される。なお、取得の実施は関係当局の承認および許可を得られることが条件となる。
取得後は、AWALとNeighbouring RightsはSMEのインディーズアーティストおよびレーベルサービスの新たな部門となり、SME傘下のインディーズ向け音楽配給会社であるThe Orchardのテクノロジーとネットワークによって強化される。AWALのCEOは、Lonny Olinick氏が引き続き務める。
AWALは、インディーズアーティストに対し、グローバルなサービスを提供すると同時に、ユニークで柔軟性のある契約をオファーするために設立された。今後も、自社アーティストに関して、契約、育成およびマーケティングを継続していく。AWALが提供するサービスには、グローバルマーケティング、配給、クリエイティブ、シンクロ、ブランドパートナーシップ、ラジオプロモーション、宣伝およびリアルタイムでの音楽データ高解度分析へのアクセスなどが含まれる。今後は、The Orchardとの提携により、SMEによるサポートとサービスを提供する機会はレコードレーベルのみならず DIY(自作型)アーティストにまで拡大し、より完全なものとなる。
SME傘下のグローバルカンパニーの一員として、AWALは世界中のアーティストとのネットワークを拡大していく。SMEがAWALのサービスを成長させるための投資を通じて、インディーズ音楽市場を継続的に支援することにより、アーティストが世界中のファンや市場に対してアクセスするための機会をこれまでよりもより多く作り出していく。さらに、AWALのアーティストは、SMEとThe Orchardのグローバルな配給網の活用が可能になる。
CEOのAnn Tausisが率いるNeighbouring Rightsは、世界的な著作権管理団体との直接的な関係を持ち、隣接録音権の管理者として業界をリードしている。Neighbouring Rightsは、2000人以上の演奏家を抱えるまでに成長した。今回の契約により、SMEに所属するアーティストやThe Orchardの配給レーベルは、Neighbouring Rightsのインフラや著作権管理ネットワークが活用可能になる。
▼Sony Music Group会長 Rob Stringer氏コメント
AWALの継続的な成長への投資は、独立系音楽コミュニティに新しいサービスを提供してくれます。アーティストのキャリアを構築するための柔軟なソリューションを提供することで、私たちはクリエイターに対して、世界中の顧客/オーディエンス/聴衆とつながるためのよりエキサイティングな選択肢を提供していきます。
▼The Orchard CEO Brad Navin氏コメント
The Orchardが提供する包括的なサービス、グローバルでの実績及びテクノロジーはAWALの継続的な成功に貢献するでしょう。私たちは、より多くのアーティストに透明性のあるグローバルなソリューションを提供し、音楽を発信するために複数の顧客との接点にどのような方法でもアクセスできるようにします。
▼AWAL CEO Lonny Olinick氏コメント
AWALチームは、創業以来、アーティストの創造的なビジョンを先取りし、実現してきました。今回、ソニーのグローバルなエコシステムの一員として、このビジョンを飛躍的に拡大することができます。また、The Orchardからの幅広いサポートを受けて、革新的な著作隣接権管理事業やDIY(自作型)アーティストのプラットフォームを構築できることに興奮しています。
取得に係る費用は4億3000万米ドル(約452億円)で、今後一定の運転資金その他の調整を経て決定される。なお、取得の実施は関係当局の承認および許可を得られることが条件となる。
取得後は、AWALとNeighbouring RightsはSMEのインディーズアーティストおよびレーベルサービスの新たな部門となり、SME傘下のインディーズ向け音楽配給会社であるThe Orchardのテクノロジーとネットワークによって強化される。AWALのCEOは、Lonny Olinick氏が引き続き務める。
AWALは、インディーズアーティストに対し、グローバルなサービスを提供すると同時に、ユニークで柔軟性のある契約をオファーするために設立された。今後も、自社アーティストに関して、契約、育成およびマーケティングを継続していく。AWALが提供するサービスには、グローバルマーケティング、配給、クリエイティブ、シンクロ、ブランドパートナーシップ、ラジオプロモーション、宣伝およびリアルタイムでの音楽データ高解度分析へのアクセスなどが含まれる。今後は、The Orchardとの提携により、SMEによるサポートとサービスを提供する機会はレコードレーベルのみならず DIY(自作型)アーティストにまで拡大し、より完全なものとなる。
SME傘下のグローバルカンパニーの一員として、AWALは世界中のアーティストとのネットワークを拡大していく。SMEがAWALのサービスを成長させるための投資を通じて、インディーズ音楽市場を継続的に支援することにより、アーティストが世界中のファンや市場に対してアクセスするための機会をこれまでよりもより多く作り出していく。さらに、AWALのアーティストは、SMEとThe Orchardのグローバルな配給網の活用が可能になる。
CEOのAnn Tausisが率いるNeighbouring Rightsは、世界的な著作権管理団体との直接的な関係を持ち、隣接録音権の管理者として業界をリードしている。Neighbouring Rightsは、2000人以上の演奏家を抱えるまでに成長した。今回の契約により、SMEに所属するアーティストやThe Orchardの配給レーベルは、Neighbouring Rightsのインフラや著作権管理ネットワークが活用可能になる。
▼Sony Music Group会長 Rob Stringer氏コメント
AWALの継続的な成長への投資は、独立系音楽コミュニティに新しいサービスを提供してくれます。アーティストのキャリアを構築するための柔軟なソリューションを提供することで、私たちはクリエイターに対して、世界中の顧客/オーディエンス/聴衆とつながるためのよりエキサイティングな選択肢を提供していきます。
▼The Orchard CEO Brad Navin氏コメント
The Orchardが提供する包括的なサービス、グローバルでの実績及びテクノロジーはAWALの継続的な成功に貢献するでしょう。私たちは、より多くのアーティストに透明性のあるグローバルなソリューションを提供し、音楽を発信するために複数の顧客との接点にどのような方法でもアクセスできるようにします。
▼AWAL CEO Lonny Olinick氏コメント
AWALチームは、創業以来、アーティストの創造的なビジョンを先取りし、実現してきました。今回、ソニーのグローバルなエコシステムの一員として、このビジョンを飛躍的に拡大することができます。また、The Orchardからの幅広いサポートを受けて、革新的な著作隣接権管理事業やDIY(自作型)アーティストのプラットフォームを構築できることに興奮しています。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)
- 設立
- 1968年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 村松 俊亮
- 決算期
- 3月