サイバーエージェント、映画監督の紀里谷和明氏が新たに手がける作品「新世界」の制作に高精細3Dスキャンで技術協力 パイロット映像が公開


サイバーエージェント<4751>は、映画監督の紀里谷和明氏が新たに手がける作品「新世界」の制作に高精細3Dスキャンの技術で協力し、完成したパイロット映像が公開されたことを発表した。

 「新世界」は、映画「CASSHERN」「GOEMON」「ラスト・ナイツ」などの作品を日本、そしてハリウッドで手がけてきた映画監督の紀里谷和明氏が長年にわたり企画構想を温めてきた近未来の東京を舞台にした作品で、最先端CG技術を生かし、これまで誰も見たことのない新しい表現に挑戦している。

俳優の山田孝之さん、GACKTさんが出演し、主題歌はLux Omnia Vincit(ラックス オムニア ヴィンセット)が提供、ボーカルを女優の黒木華さんが担当することが決定しており、2022年公開に向けた長編制作の第一歩として、このたびパイロット映像が公開された。
 

本映像制作にあたり、サイバーエージェントの子会社で3Dスキャニングから3DCGコンテンツの企画・制作を行うCyberHuman Productionsが制作に協力。よりリアリティのある表情を創り出すため、同社のカムロ坂スタジオにてCyberHuman Productionsが持つ高精細3Dスキャンの技術を用いて、出演キャストのスキャニングを行った。

紀里谷和明氏は、新型コロナウイルスの脅威の中で、社会全体の前提も大きく崩れ、クリエイティブの世界の中で生きる多くのクリエイターたちが厳しい状況に置かれている中、作品の創作過程や発表方法、マネタイズのビジネスまでをアートと捉え、様々な制約条件の中でも真の「クリエイティブ」を追求することを目指して本作品の制作に取り組んでおり、引き続き、同社では長編制作に向けた技術協力を行う予定だ。

サイバーエージェントでは今後も、3DCGのスキャニング技術やリアルタイム合成、巨大画面のLEDウォールを用いた撮影システムなどクリエイティブテクノロジーを活用し、広告のみならず音楽ライブやファッションショー、プロモーションイベントなど、社会が抱える課題解決に尽力すると同時に、新しいクリエイティブ表現の可能性を追及するべく挑戦的な取り組みを積極的に行っていくとしている。

 
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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