ソニー、第3四半期の音楽分野は64%増の597億円 劇場版『鬼滅の刃』中心にアニメけん引 『FGO』や『ツイステ』などモバイルゲームも貢献【追記】

ソニー<6758>の第3四半期(20年10~12月)における音楽分野の業績は、売上高が前年同期比21.9%増の2645億円、営業利益が同64.5%増の597億円と大幅な増収増益となった。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の貢献などによるアニメ事業売上が増加したほか、『Fate/Grand Order(FGO)』と『ディズニー ツイステッドワンダーランド』などモバイルゲームの収益も伸びたことが主な要因。また音楽制作及び音楽出版におけるストリーミング配信からの収入も押し上げた。
これに伴い、2021年3月通期の業績予想について、売上高と営業利益をそれぞれ上方修正した。引き続き『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の好調などによるアニメ事業のほか、モバイルゲームの貢献を見込む。音楽制作におけるパッケージメディアの販売増も計画しているそうだ。
・売上高:9000億円(前回予想8500億円)
・営業利益:1800億円(前回予想1520億円)
業績推移は以下のとおり。


会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長 吉田 憲一郎/代表執行役社長CEO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入12兆9570億6400万円、営業利益1兆4071億6300万円、税引前利益1兆4737億2600万円、最終利益1兆1416億円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社アニプレックス
- 設立
- 1995年9月
- 代表者
- 代表取締役執行役員社長 岩上 敦宏
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1458億3200万円、営業利益240億9800万円、経常利益283億9700万円、最終利益212億3500万円(2025年3月期)