ファンコミ、20年12月期は売上高14%減、営業益23%減と2ケタ超の減収減益に 新型コロナの影響で一部広告主の予算が削減に
ファンコミュニケーションズ<2461>は、2月8日、2020年12月期の連結決算を発表、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による一部広告主の予算削減や、消費者の消費に至る導線の変化などの影響を受け、2ケタ超の大幅な減収減益となった。
売上高293億7900万円(前々期比14.1%減)
営業利益28億5200万円(同23.9%減)
経常利益29億8500万円(同21.1%減)
最終利益19億9100万円(同20.0%減)
セグメント別の状況は以下のとおり。
①CPAソリューション事業…売上高225億6500万円(前々期比6.2%減)、セグメント利益は38億1800万円(同12.0%減)
スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」はコロナ禍でスマホゲームのインストールが促進され増収となった一方、「A8.net」は新型コロナウイルスの感染拡大の影響による一部広告主の予算削減や新規広告主獲得の停滞の影響を受け減収となった。
②ADコミュニケーション事業…売上高61億4300万円(同34.6%減)、セグメント利益9400万円(同86.5%減)
新規事業の企画・開発を推進した一方、大手プラットフォーマーへの広告予算の寡占化を背景として、スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」の稼働広告主が減少したほか、昨年12月に撤退した「nex8」の影響を受け減収となった。
③その他…売上高6億7000万円(同9.8%減)、セグメント損益5700万円の赤字(前年同期1億6000万円の赤字)
ブログメディア事業においてPV減少に伴い広告収入が減少したことや受託開発事業の納品数が減少し減収となった一方、ゲーム事業の売上の増加やコスト削減効果で損失は縮小した。
なお、2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高289億円(前期比1.6%減)、営業利益27億2000万円(同4.7%減)、経常利益27億4000万円(同8.2%減)、最終利益18億9000万円(同5.1%減)の見込み。
売上高293億7900万円(前々期比14.1%減)
営業利益28億5200万円(同23.9%減)
経常利益29億8500万円(同21.1%減)
最終利益19億9100万円(同20.0%減)
セグメント別の状況は以下のとおり。
①CPAソリューション事業…売上高225億6500万円(前々期比6.2%減)、セグメント利益は38億1800万円(同12.0%減)
スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」はコロナ禍でスマホゲームのインストールが促進され増収となった一方、「A8.net」は新型コロナウイルスの感染拡大の影響による一部広告主の予算削減や新規広告主獲得の停滞の影響を受け減収となった。
②ADコミュニケーション事業…売上高61億4300万円(同34.6%減)、セグメント利益9400万円(同86.5%減)
新規事業の企画・開発を推進した一方、大手プラットフォーマーへの広告予算の寡占化を背景として、スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」の稼働広告主が減少したほか、昨年12月に撤退した「nex8」の影響を受け減収となった。
③その他…売上高6億7000万円(同9.8%減)、セグメント損益5700万円の赤字(前年同期1億6000万円の赤字)
ブログメディア事業においてPV減少に伴い広告収入が減少したことや受託開発事業の納品数が減少し減収となった一方、ゲーム事業の売上の増加やコスト削減効果で損失は縮小した。
なお、2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高289億円(前期比1.6%減)、営業利益27億2000万円(同4.7%減)、経常利益27億4000万円(同8.2%減)、最終利益18億9000万円(同5.1%減)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461