Aimingが累損一掃のため35.6億円の減資 財務体制の健全化と最適な資本構成のため 配当実施も視野か

Aiming<3911>は減資を行い、累積損失の一掃を行う。資本金を17億8290万5689円を減少して24億9933万7186円、資本準備金を17億8290万5689円を減少して24億8933万7186円とし、これらをその他資本剰余金に振り替えるとともに、増加後のその他資本剰余金を繰越利益剰余金に振り替える。これにより、繰越利益剰余金は0円となる。

同社では、繰越利益剰余金の欠損をてん補し、財務体質の健全化を図るとともに、今後の資本政策上の柔軟性と機動性を確保し、資本構成の最適化を図るため、と説明している。3月30日の株主総会で決議することを前提としたもので、その翌日である3月31日より実施する予定だ。

同社は、スクウェア・エニックスとの共同タイトル『ドラゴンクエストタクト』がヒットしており、2020年12月期は黒字転換を達成するなど業績が急回復している。累積損失の一掃で、配当実施も視野に入っているものと見られる。


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