サイバーエージェント<4751>の連結子会社であるCyberArrowは、3月9日、エンタメDXソリューションプラットフォーム「FANBASE ARENA」の提供を開始したことを明らかにした。
「FANBASE ARENA」は、1人またはグループ、事務所単位それぞれに最適なオフィシャルファンコミュニティアプリを開設できるエンタメDXソリューション。
アプリ内ではライブ配信が実施可能で、配信前後にも活用できて参加履歴が残るQ&A機能やアンケート機能、カスタマイズ可能なギフティング機能、コラボ配信機能といった豊富なコミュニケーション機能によって、リアルイベントさながら、「また来てくれた」「覚えてくれていた」というアイドルやアーティストによるファン認知をアプリの中で再現する。
さらに「FANBASE ARENA」は初期費用0円で開発できる上、配信にあたっての機材準備も不要で、初期投資を抑えながらファンが喜ぶ企画の運営を実現する。
また、インターフェースの多言語化、海外視聴を可能にする字幕や副音声機能も充実しており、海外ファンとの交流や今後海外進出を目指すアイドル・アーティストにも活用できる。
新型コロナウイルスの感染拡大により、多くのエンターテインメントイベントは規模縮小を余儀なくされ、アイドルやアーティストなどを中心に、芸能人によるオンライン配信の活動が増えている。オンライン配信では、利便性が高い一方で、ファンとの交流減少によるニーズ汲み取りや企画準備のハードルが運営担当者の負担になっている。
そのような背景の元、同社では企画準備、配信機材不要で “ファン協力型"の ライブ配信ができるオフィシャルファンコミュニティ開設サービスとして提供することにした、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751