【ゲーム株概況(4/30)】サイバーエージェントが高値更新…通期利益予想の大幅増額を材料視 BOIは新サービス『恋庭』配信開始で材料出尽くしに
4月30日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比241.34円安の2万8812.63円で取引を終えた。GWの5連休を控え、イベントリスクを意識した売り物が出たことに加え、新型コロナウイルス感染症の国内での感染拡大への懸念も引き続き意識された。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>が朝方からマドを空ける形で急騰し、一気に2200円台へと歩を進めて上場来高値を更新した。サイバーエージェントは、4月28日に第2四半期決算とともに通期の連結業績予想の大幅な上方修正を発表しており、営業利益は300億~350億円→575億~625億円とほぼ倍に上ブレする見通しとなったことが材料視されたようだ。
また、NFT関連銘柄のgumi<3903>やアクセルマーク<3624>が大幅高し、岡三証券が投資判断「強気」を継続し、目標株価を6077円から6400円に引き上げたコーエーテクモHD<3635>も買われた。
主力株ではDeNA<2432>が3日ぶりに大幅反発した。
半面、ソニーグループ<6758>は決算発表前に先回り買いが入っていたこともあって利益確定の売り物に押され、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は連結子会社バンク・オブ・インキュベーションの新サービス『恋庭』が配信開始となったことで目先材料出尽くし感から大幅続落した。
ほか、アピリッツ<4174>やケイブ<3760>が売られ、大手ゲーム株ではスクウェア・エニックスHD<9684>がさえない。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>が朝方からマドを空ける形で急騰し、一気に2200円台へと歩を進めて上場来高値を更新した。サイバーエージェントは、4月28日に第2四半期決算とともに通期の連結業績予想の大幅な上方修正を発表しており、営業利益は300億~350億円→575億~625億円とほぼ倍に上ブレする見通しとなったことが材料視されたようだ。
また、NFT関連銘柄のgumi<3903>やアクセルマーク<3624>が大幅高し、岡三証券が投資判断「強気」を継続し、目標株価を6077円から6400円に引き上げたコーエーテクモHD<3635>も買われた。
主力株ではDeNA<2432>が3日ぶりに大幅反発した。
半面、ソニーグループ<6758>は決算発表前に先回り買いが入っていたこともあって利益確定の売り物に押され、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は連結子会社バンク・オブ・インキュベーションの新サービス『恋庭』が配信開始となったことで目先材料出尽くし感から大幅続落した。
ほか、アピリッツ<4174>やケイブ<3760>が売られ、大手ゲーム株ではスクウェア・エニックスHD<9684>がさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393