【決算カレンダー】ゲーム関連企業の1～3月決算も後半戦に　発表のピークは13日　3Qまで好進捗のドリコムに注目　ヒット続くマーベラスの今期展望は？

2021年1～3月期のゲーム関連株の決算発表も今週末にかけて終盤戦に入っていく。発表された決算内容は好調なものが多いが、3月本決算発表を行った企業の2022年3月期の保守的な業績予想も目立つ。新型コロナウイルス感染症の流行の出口がまだはっきりとは見えてこない中では各社とも保守的にならざるを得ないというのが実情とも言えそうだ。

今回の記事では、本日12日から金曜日14日までの3日分の決算発表予定企業を見てみたい。主なところでは、12日にネクソン<3659>とマーベラス<7844>、13日にKLab<3656>とモブキャストHD<3664>、オルトプラス<3672>、日本ファルコム<3723>、ドリコム<3793>、カヤック<3904>、東映アニメ<4816>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>、コナミHD<9766>、14日にアエリア<3758>とガンホー<3765>、日本一ソフト<3851>、マイネット<3928>、BOI<4393>、イマジニア<4644>、ガーラ<4777>、ギークス<7060>が発表を予定している。発表数や注目度から見ても13日が最大の山場となっている。

中でドリコムは、第3四半期に過去最高益を更新するなど好調な業績の進捗状況となっている。また、前回の決算説明会では、新規オリジナルIPの『悪魔王子と操り人形』なども明らかになっており、新作展開などの動きも注目されるところだ。

また、マーベラスは、『天穂のサクナヒメ』と『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』の販売好調などで、2021年3月通期業績予想の上方修正を4月23日に発表している。アミューズメント事業や舞台公演事業は引き続き新型コロナウイルス感染症の流行の影響が大きいが、それをカバーして続く今期にどのような展望を描くのかも関心が募る。

 

発表予定日	コード	会社名	決算期末	種別
5月12日	3659	ネクソン	12月	1Q
5月12日	3686	ディー・エル・イー	3月	本決算
5月12日	4344	ソースネクスト	3月	本決算
5月12日	6033	エクストリーム	3月	本決算
5月12日	7844	マーベラス	3月	本決算
5月12日	9438	エムティーアイ	9月	2Q
5月12日	9449	GMOインターネット	12月	1Q
5月12日	9984	ソフトバンクグループ	3月	本決算
5月13日	2138	クルーズ	3月	本決算
5月13日	2389	オプトHD	12月	1Q
5月13日	2433	博報堂DYHD	3月	本決算
5月13日	2489	アドウェイズ	3月	本決算
5月13日	2767	フィールズ	3月	本決算
5月13日	3624	アクセルマーク	9月	2Q
5月13日	3656	KLab	12月	1Q
5月13日	3664	モブキャストHD	12月	1Q
5月13日	3672	オルトプラス	9月	2Q
5月13日	3688	CARTA HOLDINGS	12月	1Q
5月13日	3698	CRI・ミドルウェア	9月	2Q
5月13日	3723	日本ファルコム	9月	2Q
5月13日	3793	ドリコム	3月	本決算
5月13日	3904	カヤック	12月	1Q
5月13日	4295	フェイス	3月	本決算
5月13日	4676	フジ・メディアHD	3月	本決算
5月13日	4816	東映アニメーション	3月	本決算
5月13日	6238	フリュー	3月	本決算
5月13日	6460	セガサミーHD	3月	本決算
5月13日	9404	日本テレビHD	3月	本決算
5月13日	9684	スクウェア・エニックスHD	3月	本決算
5月13日	9766	コナミHD	3月	本決算
5月14日	3689	イグニス	9月	2Q
5月14日	3758	アエリア	12月	1Q
5月14日	3765	ガンホー	12月	1Q
5月14日	3851	日本一ソフトウェア	3月	本決算
5月14日	3928	マイネット	12月	1Q
5月14日	4324	電通グループ	12月	1Q
5月14日	4393	バンク・オブ・イノベーション	9月	2Q
5月14日	4644	イマジニア	3月	本決算
5月14日	4777	ガーラ	3月	本決算
5月14日	6736	サン電子	3月	本決算
5月14日	7060	ギークス	3月	本決算
5月14日	9401	TBSHD	3月	本決算
5月14日	9433	KDDI	3月	本決算