【ゲーム株概況(5/11)】3Q好決算や好材料浮上のグリーが逆行高 22年3月期も増収増益計画のカプコンも高い 3Q営業赤字のボルテージは急反落
5月11日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりの急反落となり、前日比909.75円安の2万8608.59円で取引を終えた。前日の米国市場でナスダック総合株価指数とフィラデルフィア半導体株指数が大幅安となった流れを受けて、国内市場も主力ハイテク株を中心に売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、グリー<3632>が逆行高した。グリーは、前日10日に発表した第3四半期決算が市場の予想を上回る増益幅となったことに加え、バンダイナムコエンターテインメントの新作『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』の開発を担当していることを明らかにしたことなども評価材料となっているようだ。
また、同じく10日に発表した2021年3月期の連結決算が大幅な増収増益となるとともに、今期も増収増益予想を打ち出したカプコン<9697>も買われた。
ほか、任天堂<7974>やマイネット<3928>などがしっかり。
半面、10日の決算発表組の中で第3四半期期間(1~3月)が営業赤字計上となったボルテージ<3639>は大幅反落となり、gumi<3903>やコナミHD<9766>、バンダイナムコHD<7832>などの下げもきつい。
coly<4175>は続落し、上場来安値を更新した。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、グリー<3632>が逆行高した。グリーは、前日10日に発表した第3四半期決算が市場の予想を上回る増益幅となったことに加え、バンダイナムコエンターテインメントの新作『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』の開発を担当していることを明らかにしたことなども評価材料となっているようだ。
また、同じく10日に発表した2021年3月期の連結決算が大幅な増収増益となるとともに、今期も増収増益予想を打ち出したカプコン<9697>も買われた。
ほか、任天堂<7974>やマイネット<3928>などがしっかり。
半面、10日の決算発表組の中で第3四半期期間(1~3月)が営業赤字計上となったボルテージ<3639>は大幅反落となり、gumi<3903>やコナミHD<9766>、バンダイナムコHD<7832>などの下げもきつい。
coly<4175>は続落し、上場来安値を更新した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639