セガサミー、21年3月期のゲーム事業は営業益113%増の314億円 家庭用リピート販売好調、『プロジェクトセカイ』がF2Pタイトル1位に
セガサミーホールディングス<6460>は、本日発表した2022年3月期の決算で、セガを中心に展開しているゲーム事業(エンターテインメント事業のコンシューマ分野)の業績は、売上高が前の期比8.1%増の1357億円、営業利益が同113.6%増の314億円と大幅な増益となったことを明らかにした。新型コロナによる巣ごもり消費による需要増が追い風となった。
家庭用ゲームは、『ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(欧米版)』、『龍が如く7光と闇の行方(欧米版)』、『Football Manager2021』の新作を発売したほか、リピート販売が好調で、販売本数は4177万本(前期は2857万本の販売)となった。
販売本数の内訳を見ると、新作タイトルが602万本(前期は1148万本)と減ったものの、リピート販売が3575万本(前期は1709万本)と大きく伸びた。リピート販売は採算性が高く、大幅な増益の原動力になったと見られる。
また、F2Pタイトルは、『Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories(リゼロス)』や『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(プロセカ)』などの新作タイトルに加え、既存タイトルも好調に推移した、としている。
第4四半期におけるセガのF2Pタイトルの売上1位は、セガとColorful Paletteが共同展開している『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』だった。以下、『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』、『Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories』と続いた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460