スクエニHD、21年3月期の出版事業は売上高268億円、営業利益116億円と過去最高 電子媒体・紙媒体とも成長続く ゲームに次ぐグループの柱に
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、5月13日、2021年3月期の出版事業の業績について、売上高268億円(前の期比38.0%増)、営業利益116億円(同61.2%増)と過去最高を更新したことを明らかにした。ゲームの好調が目立っているが、出版事業も高成長を続けており、グループの柱に育っている。
第4四半期(21年1~3月)の売上高が前年同期比22.3%増の67億円、営業利益が同23.2%増の28億円だったことを明らかにした。四半期別の推移は以下のとおり。
同社によると、出版事業ではマンガアプリの「マンガUP!」や電子書籍等のデジタル媒体での販売が大幅に増加した。また、紙媒体での販売も好調に推移した。電子媒体が初めて紙媒体の売上を上回った。主な作品として、「地縛少年花子くん」や「薬屋のひとりごと」「わたしの幸せな結婚」をあげた。
▲電子媒体と紙媒体の両方が伸びている。また、電子媒体が初めて紙媒体の売上を上回った。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684