ガーラ子会社、ブロックチェーンベースのメタバースプラットフォーム内にPCゲームを提供 「Flyff Online」「Rappelz Online」IPを利用



ガーラ<4777>の社連結子会社Gala Labは、自社開発した PC オンラインゲーム「Flyff Online」「Rappelz Online」において、WAY2BIT及びBarunsonとブロックチェーンベースのメタバースプラットフォーム内で提供するゲーム「Flyff World for Metaverse」及び「Rappelz World for Metaverse」の開発契約を締結を発表した。締結は4月8日に行っている。


1.メタバースの概要
メタバース(Metaverse)は、超を意味するメタ(meta)と宇宙を意味するユニバース(universe)から作られた合成語で、多人数が参加可能で、参加者がその中で自由に行動できるインターネット上に構築された多人数参加型の 3 次元仮想空間となる。

利用者はアバターと呼ばれる自分の分身を介して仮想空間に入ることでその世界の探索・他の利用者とのコミュニケーションを図れる。また、仮想空間内の仮想通貨を用いた買い物ができる他、ユーザーが独自のゲームを作成し、他のユーザーがプレイできるなど、様々なコンテンツを楽しめる。

有名なメタバースプラットフォームとして Decentraland(※1)及び Roblox(※2)がある。

(※1)Decentraland は「イーサリアム(Ethereum)」ブロックチェーンをベースとした VR(バーチャルリアリティ)プラットフォーム。Decentraland 内の仮想空間でゲームをしたり、アイテムやコンテンツを作成し、売買することが可能。

また、自分の市場やアプリケーションを構築するための土地区画「LAND」を購入することもできる。これらのデジタル資産はすべて、「イーサリアム」で管理されており、LAND の所有者は LAND を利用してアイテムやコンテンツを作り、収益化することもできるという仕組み。

(※2)Roblox は、現在世界で大流行中のゲーミングプラットフォーム。ユーザーは、Roblox 内の多種多様なゲームをオンライン上でプレイできる。また、オリジナルゲームを開発し、制作したゲームを公開して世界中のユーザーにプレイしてもらうことも可能であり、アイテムなどの課金設定により収益化も可能。


■メタバースプロジェクトの概要
今回のメタバースプロジェクトでは、Barunsonがメタバースの三次元仮想世界を開発・実装することにより、メタバースプラットフォームの提供・運営を行う。またメタバース内で暗号資産(仮想通貨)「BORA」が利用できるシステムを開発・構築する。

WAY2BIT Co., Ltd (韓国)はメタバース内で使用可能なブロックチェーン技術開発と技術支援を担当する。

Gala Lab Corp.はグローバルサービス提供中の PC オンラインゲーム「Flyff Online」及び「Rappelz Online」の IP を使い、Barunsonが提供予定のメタバースプラットフォーム内で提供するゲーム「Flyff World for Metaverse」及び「Rappelz World for Metaverse」の開発・コンテンツ制作及びサービス運営を担当する。また、暗号資産(仮想通貨)「BORA」の初期流動化投資として「BORA」を購入する。


■「Flyff Online」及び「Rappelz Online」の概要
「Flyff Online」は Gala Labが開発した世界で初めて「空を飛ぶ」システムを導入した、可愛らしいキャラクターのゲーム。「Rappelz Online」は Gala Labが開発し、2006 年から世界中に多言語化でサービス展開をしている。累計ダウンロード者数 5,900 万人のハイクオリティグラフィックによるヨーロピアンスタイル MMORPG。




 
株式会社ガーラ
http://www.gala.jp/

会社情報

会社名
株式会社ガーラ
設立
1993年9月
代表者
代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
決算期
3月
直近業績
売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4777
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