doublejump.tokyo、複数人での秘密鍵管理を可能とするビジネス向けNFT管理Walletを中心にエンターテイメントDXのSaaS「N Suite」を提供開始
ブロックチェーン技術を用いたアプリケーション開発を行うdoublejump.tokyoは、この日(6月7日)、エンターテイメントDX向けのSaaS「N Suite」の提供を開始することを発表した。
今回提供する「N Suite」は、NFT発行やNFTコンテンツ管理など、NFTコンテンツ・ビジネスをスムーズかつ効果的に行うために必要な製品を揃えたビジネスツール。
NFTコンテンツを軸にコンテンツファンとのリレーションを醸成し、エンターテイメントDXを戦略的に行うためのツールセットとして、新たな製品や機能を順次追加していく予定。
1)N Board:マネジメント・ボード
NFTコントラクトのデプロイやNFT発行など、秘密鍵を使った各種操作の実行やNFTコンテンツの一元管理を行えるダッシュボード。将来的に、NFTコンテンツの販売や企画、活用をサポートする機能も拡充する予定。
2)N Wallet:キーレス・ウォレット
秘密鍵を保管しないウォレット。NFTコントラクトのデプロイやNFT発行の際に、ブロックチェーンのトランザクションに署名する際の認証で使用する。また、仮想通貨(ETHやERC20など)の送金など、一般的なWalletの機能にも対応予定。リリース時には、Chrome Extensionで提供予定。
3)N Cloud Key:クラウド・キー・システム
秘密鍵をクラウドでセキュアに保管するシステム。N Walletの認証機能とN Boardの管理機能を組み合わせることで、本来、個人で管理が必要な秘密鍵を、複数人で共有管理可能になる。リリース時には、AWS KMSに対応予定。
なお、今後の追加予定機能は以下のとおり。
・複数人ワークフロー機能
・マルチチェーン対応(Flowブロックチェーンなどに順次対応予定)
・N Cloud Keyの対応クラウドサービス追加(Microsoft Azureなど)
・SDKの提供
・販売管理システム
・版権管理システムとの連携機能
・NFTコンテンツ分析機能(N Insight)
会社情報
- 会社名
- double jump.tokyo株式会社
- 設立
- 2018年4月
- 代表者
- 代表取締役CEO 上野 広伸/代表取締役CTO 満足 亮