【ゲーム株概況(6/15)】グリーが高値更新 前日急落のgumiは反発 第1四半期決算の低進捗率への懸念からcolyは一時4500円割れと大幅反落
6月15日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比279.50円高の2万9441.30円で取引を終えた。米国市場のハイテク株高を受けて、国内市場も主力ハイテク株を中心に買いが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、グリー<3632>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。また、10日に上場したばかりのワンダープラネット<4199>が一時5000円台に乗せるなど続伸した。
前日は大きく売られていたgumi<3903>は反発した。gumiは、この日の大引け後に取締役会長を退任予定の國光宏尚氏の保有株売却に関連する自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自社株買いを発表しており、当面は思惑含みの株価推移が続きやすい状況となりそうだ。
前日6月14日に第3四半期決算を発表し、2~4月は過去最高の四半期売上を記録したことを明らかにしたブシロード<7803>も買われ、3月18日の年初来高値3220円を更新した。
半面、同じく14日に第1四半期決算を発表したcoly<4175>は、通期計画対比の進捗率が売上高で17%、営業利益で15%にとどまっていることを嫌気され、一時4500円割れまで売られるなど大幅反落した。
ほか、エイチーム<3662>やテンダ<4198>、ガーラ<4777>などが安い。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、グリー<3632>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。また、10日に上場したばかりのワンダープラネット<4199>が一時5000円台に乗せるなど続伸した。
前日は大きく売られていたgumi<3903>は反発した。gumiは、この日の大引け後に取締役会長を退任予定の國光宏尚氏の保有株売却に関連する自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自社株買いを発表しており、当面は思惑含みの株価推移が続きやすい状況となりそうだ。
前日6月14日に第3四半期決算を発表し、2~4月は過去最高の四半期売上を記録したことを明らかにしたブシロード<7803>も買われ、3月18日の年初来高値3220円を更新した。
半面、同じく14日に第1四半期決算を発表したcoly<4175>は、通期計画対比の進捗率が売上高で17%、営業利益で15%にとどまっていることを嫌気され、一時4500円割れまで売られるなど大幅反落した。
ほか、エイチーム<3662>やテンダ<4198>、ガーラ<4777>などが安い。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社coly(コリー)
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 中島 杏奈/共同創業者 代表取締役副社長 中島 瑞木
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高50億6400万円、営業損益8億1300万円の赤字、経常損益7億9400万円の赤字、最終損益8億3000万円の赤字(2023年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4175