シリコンスタジオ、8月にオンラインで開催予定の「CEDEC 2021」に2つの公募セッションが採択

シリコンスタジオ<3907>は、8月24日から26日の3日間、オンラインにて開催される「CEDEC 2021」において、2つの公募セッションが採択され、研究開発室から2名が登壇することを発表した。

「CEDEC」は、ゲームを中心とするコンピューターエンターテインメントコンテンツの開発に携わる方を対象としたカンファレンスイベント。新型コロナウィルス感染拡大を防止する観点から、昨年に引き続きオンライン開催となる。

シリコンスタジオは、一般募集から選考によって選ばれる公募セッションに以下の2つのセッション案を応募し、採択された。なお、7月5日より、「CEDEC」公式サイトにて受講登録の受付が開始されている。

◆8月24日(火)13:30~14:30
【タイトル】
リアルタイムレイトレーシング時代を生き抜くためのデノイザー開発入門
【登壇者】
シリコンスタジオ株式会社 研究開発室 川口 龍樹
https://cedec.cesa.or.jp/2021/session/detail/s60630f80e5760
レイトレーシング対応のGPUの登場によりリアルタイムレンダリングの表現はより一層のクオリティアップが可能になった。しかし、高度なレイトレーシング手法をリアルタイムレンダリングに取り入れようとすると、その確率的な特性から生じる大量のノイズに悩まされることになる。

本セッションでは自社製のリアルタイムレンダリングエンジンにおける、リアルタイムレイトレーシングのデノイザー開発についての取り組みを紹介する。リアルタイム向けのデノイザーのアルゴリズムの紹介や各要素技術の実装方法、そしてそれらにより最終的にどのような結果が得られたのかを詳しく説明する。また、デノイザーの実装において遭遇した種々の問題とその対策についての解説も行う。

受講者へのメッセージ:リアルタイムレイトレーシング対応のハードウェアの登場から数年が経ち、各種エンジンやゲームタイトルでもその技術が利用されるようになってきた。一方、それらの技術は海外発信であることが多く、日本語でまとまった情報収集はなかなか困難。特にレイトレーシングに付随するデノイザー技術は非常に重要かつ奥深い分野ながら、その全貌を一から学んでいくのは大変だ。本講演では、そんなリアルタイムレイトレーシングのデノイザー開発について詳しく紹介していく。

◆8月26日(木)17:30~18:30
【 タイトル 】
3DCG住宅プレゼンテーションのグローバルイルミネーションをディープラーニングで推定!
【 登壇者 】
シリコンスタジオ株式会社 研究開発室 京田 文人
https://cedec.cesa.or.jp/2021/session/detail/s606328f1a5d1a
機械学習(ディープラーニング)によって、計算にかかる時間を短縮する方法の実践例を紹介する。

グローバルイルミネーションの計算は、リアルタイムに計算することが困難であり、事前計算でもベイク時間がかかってしまう。そこで、直接光での照明結果を基に、ディープラーニングによって間接光での照明を推定し、ベイク時間の短縮を行った。学習のための教師データを大量に収集する方法、学習のためのモデルの構築、実際に適用した結果などを詳しく紹介する。

受講者へのメッセージ:機械学習(ニューラルネットワーク)は近年のハードウェアの進化によって性能が上がり、様々な場面で活用されるようになった。しかし、実際に使おうとすると、大量の学習データをどうやって収集すればよいかという課題に直面する。そんなときはまずは学習データを集めやすい形に落とし込むことが必要となる。
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高41億3400万円、営業利益7300万円、経常利益7700万円、最終利益1600万円(2020年11月期)
上場区分
東証マザーズ
証券コード
3907
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