ブロッコリー、第1四半期における新規IP『ジャックジャンヌ』の全体売上に占める割合は17.1%に 『うたプリ』は52%から33%に低下、『Z/X』も7.9%に落とす
ブロッコリー<2706>は、この日(7月9日)発表した第1四半期(2021年3月~5月)の連結決算で、新規IP『ジャックジャンヌ』の売上が全体の17.1%になったことを明らかにした。同社は、今年3月にNintendo Switch『ジャックジャンヌ』を発売しており、売上としては2億5300万円と計算できる。
「その他」もシェアが30.7%から41.8%に拡大した。金額ベースについては3億9100万円からら6億1900万円となった。「その他」は、他社からライセンスを受けて制作したグッズとなるため、ライセンス料などがかかるため、利益率については自社IPに比べると低下する傾向にあるようだ。
その一方、全体の前年同期においては全体の52.4%を占めていた『うたの☆プリンスさまっ♪』関連の比率は33.2%に低下した。金額としては4億9200万円で、前年同期の6億6800万円から大きく減らしたことがわかる。
このほか、『うたプリ』に続く自社IP『Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス)』も16.9%から7.9%に低下した。売上は2億1500万円から1億1700万円に低下した。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706