Gunosy、21年5月通期の決算は売上高36%減、営業利益16%減…主力の「グノシー」がMAU低下、「auサービスToday」と「game8」は成長
Gunosy<6047>は、7月13日、2021年5月通期の連結決算を発表し、売上高89億1000万円(前の期比36.3%減)、営業利益7億1700万円(同16.6%減)、経常利益6億4200万円(同23.4%減)、最終利益3億8300万円(同0.8%減)と減収減益となった。主力の「グノシー」のMAU低下が主な要因とのこと。ただ、「auサービスToday」を4月よりリリースした効果で、第4四半期ではアクティブユーザー数が伸びたとのこと。
・売上高:89億1000万円(同36.3%減)
・営業利益:7億1700万円(同16.6%減)
・経常利益:6億4200万円(同23.4%減)
・最終利益:3億8300万円(同0.8%減)
既存のメディア事業においては中長期的な収益性の強化を最大の課題とし、「グノシー」において、時事性の高いニュースとユーザーの興味関心に沿ったニュースの最適な配信を通じた事品質の向上、広告審査の厳格化を通じた広告品質の向上や、ニュースの内容がひと目で分かるようなユーザーインタフェースへの改善など、メディア価値向上のための様々な施策に取り組んできた。
第4四半期において、「グノシー」の再成長に向けた広告宣伝投資を再開したほか、KDDIとの新規協業として、「auサービスToday」のリニューアルリリースとその後の運用を開始し、順調にアクティブユーザー数を拡大してきた。さらに、連結子会社であるゲームエイトの運営するゲーム攻略メディア「game8.jp(ゲームエイト)」では、月間ページビューが高水準で安定的に推移し、順調な成長を実現した。
新規事業においては、特に社外への成長機会への投資を積極的に行い、インドで若年層向けにキャッシュレス決済・少額デジタル融資・クレジットカード発行サービス「slice」を提供するGaragePreneurs Internet Pvt. Ltd.との間で、同社の発行する1500万米ドル相当の強制転換条項付転換社債を取得する投資契約を締結した。
また、リモートワークを始めとしたニューノーマルな働き方の実現と中長期的なコスト削減を主な目的とし、本社機能をWeWork渋谷スクランブルスクエアに移転することを決議し、2021年5月1日付で移転を行った。
収益面に関しては、引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による一部業界の広告出稿意欲の減少と、広告審査の厳格化による広告承認率の減少の影響を受け、前期において、Gunosy Adsに係る売上高を51億8200万円計上した。また、アドネットワーク事業においても引き続き広告承認率の減少の影響を大きく受け、前期ではアドネットワークに係る売上高を11億6100万円計上した。一方連結子会社であるゲームエイトの業績は当初予想を上回って推移し、連結業績に大きく寄与した。
費用面に関しては、財務面の強化のためコスト削減の推進を実行し、広告宣伝費7億7700万円(前年同期比69.1%減)を計上するほか、アドネットワークに係る売上高の減少に伴い媒体費が減少した。一方で、本社機能移転に伴う固定資産の見積耐用年数の変更により、減価償却費2億6600万円(同275.4%増)を計上した。
以上の結果、前期における業績は、売上高89億1000万円(同36.3%減)、経常利益6億4200万円(同23.4%減)、最終利益3億8300万円(同0.8%減)となった。
なお、「グノシー」「ニュースパス」「LUCRA(ルクラ)」及び「auサービスToday(リニューアルリリース後)」合計の国内累計DL数は前期末において6360万DLとなり、前の期末比で574万DLの増加となった。
2022年5月期の見通しは非開示。11月中間期の見通しのみ開示しており、売上高43億0100万円(同0.2%増)、営業損失3億2400万円(前年同期は3億7600万円の利益計上)、経常損失5億2500万円(同3億6900万円の利益計上)、最終損失5億7500万円(同2億3300万円の利益計上)とした。
・売上高:43億0100万円(同0.2%増)
・営業損失:3億2400万円(同3億7600万円の利益計上)
・経常損失:5億2500万円(同3億6900万円の利益計上)
・最終損失:5億7500万円(同2億3300万円の利益計上)
・売上高:89億1000万円(同36.3%減)
・営業利益:7億1700万円(同16.6%減)
・経常利益:6億4200万円(同23.4%減)
・最終利益:3億8300万円(同0.8%減)
既存のメディア事業においては中長期的な収益性の強化を最大の課題とし、「グノシー」において、時事性の高いニュースとユーザーの興味関心に沿ったニュースの最適な配信を通じた事品質の向上、広告審査の厳格化を通じた広告品質の向上や、ニュースの内容がひと目で分かるようなユーザーインタフェースへの改善など、メディア価値向上のための様々な施策に取り組んできた。
第4四半期において、「グノシー」の再成長に向けた広告宣伝投資を再開したほか、KDDIとの新規協業として、「auサービスToday」のリニューアルリリースとその後の運用を開始し、順調にアクティブユーザー数を拡大してきた。さらに、連結子会社であるゲームエイトの運営するゲーム攻略メディア「game8.jp(ゲームエイト)」では、月間ページビューが高水準で安定的に推移し、順調な成長を実現した。
新規事業においては、特に社外への成長機会への投資を積極的に行い、インドで若年層向けにキャッシュレス決済・少額デジタル融資・クレジットカード発行サービス「slice」を提供するGaragePreneurs Internet Pvt. Ltd.との間で、同社の発行する1500万米ドル相当の強制転換条項付転換社債を取得する投資契約を締結した。
また、リモートワークを始めとしたニューノーマルな働き方の実現と中長期的なコスト削減を主な目的とし、本社機能をWeWork渋谷スクランブルスクエアに移転することを決議し、2021年5月1日付で移転を行った。
収益面に関しては、引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による一部業界の広告出稿意欲の減少と、広告審査の厳格化による広告承認率の減少の影響を受け、前期において、Gunosy Adsに係る売上高を51億8200万円計上した。また、アドネットワーク事業においても引き続き広告承認率の減少の影響を大きく受け、前期ではアドネットワークに係る売上高を11億6100万円計上した。一方連結子会社であるゲームエイトの業績は当初予想を上回って推移し、連結業績に大きく寄与した。
費用面に関しては、財務面の強化のためコスト削減の推進を実行し、広告宣伝費7億7700万円(前年同期比69.1%減)を計上するほか、アドネットワークに係る売上高の減少に伴い媒体費が減少した。一方で、本社機能移転に伴う固定資産の見積耐用年数の変更により、減価償却費2億6600万円(同275.4%増)を計上した。
以上の結果、前期における業績は、売上高89億1000万円(同36.3%減)、経常利益6億4200万円(同23.4%減)、最終利益3億8300万円(同0.8%減)となった。
なお、「グノシー」「ニュースパス」「LUCRA(ルクラ)」及び「auサービスToday(リニューアルリリース後)」合計の国内累計DL数は前期末において6360万DLとなり、前の期末比で574万DLの増加となった。
■11月中間期の見通しを開示
2022年5月期の見通しは非開示。11月中間期の見通しのみ開示しており、売上高43億0100万円(同0.2%増)、営業損失3億2400万円(前年同期は3億7600万円の利益計上)、経常損失5億2500万円(同3億6900万円の利益計上)、最終損失5億7500万円(同2億3300万円の利益計上)とした。
・売上高:43億0100万円(同0.2%増)
・営業損失:3億2400万円(同3億7600万円の利益計上)
・経常損失:5億2500万円(同3億6900万円の利益計上)
・最終損失:5億7500万円(同2億3300万円の利益計上)
会社情報
- 会社名
- Gunosy