サイバーステップ、21年5月期に減損損失1億8700万円を特別損失として計上 「未定」としていた期末配当は「無配」に

サイバーステップ<3810>は、7月15日、2021年5月期に減損損失1億8700万円を特別損失へ計上したことと、「未定」としていた期末配当を「無配」とすることを発表した。

■特別損失の計上について
同社と連結子会社はオンラインゲームの開発・運営を行っているが、将来の回収可能性を慎重に検討した結果、減損損失1億8700万円を特別損失へ計上した。主な要因としては、現在開発中のタイトルにおいて、当初予定していた開発スケジュールの状況に遅延が発生し、詳細なリリース時期を把握することが困難となっていることにより、ソフトウエア仮勘定1億6900万円を減損処理したことによるものなどとなっている。

■剰余金の配当について
同社は、株主への利益還元を重要な経営課題の一つとして位置づけており、利益分配としては、将来の事業展開や経営環境並びに連結業績などを総合的に勘案して決定する方針であるが、2021年5月期業績において純損失を計上したことにより、「無配」とすることを決定した。
サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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