サイバーステップ、21年5月期決算は8.1億円の営業赤字を計上 プロモ費用増に加えて新型コロナウイルス感染症の影響で景品の配送コストが上昇
サイバーステップ<3810>は、7月15日、2021年5月期通期の連結決算を発表、各利益項目とも大幅な赤字計上となった。
売上高121億9300万円(前々期比6.2%減)
営業損益8億1200万円の赤字(前々期6億3900万円の黒字)
経常損益9億2300万円の赤字(同5億8900万円の黒字)
最終損益11億5600万円の赤字(同5億2600万円の黒字)
主力事業である『オンラインクレーンゲーム・トレバ』(以下『トレバ』)は、集客および継続率向上を主軸として、国内外向け広告媒体の活用や定期的なキャンペーンを積極的に実施しつつ、システム面では継続して操作性の向上を目的としたアップデートに努めた。
売上高は、国内外向けのプロモーション活動により集客に対する効果はあったものの、想定よりもサービスに対する課金までには繋がらず落ち込む傾向となった。一方、コスト面においては、主に『トレバ』および新規事業における国内外向けプロモーション費用や事業基盤の強化に伴う運営費用と人件費が第3四半期期間より引き続き増加した。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動の停滞に伴って獲得された景品の配送業務に遅延が生じたため、その解消費用も発生した。
■2022年5月期通期見通しは「未定」
2022年5月期通期の業績見通しについては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の停滞による配送費用の増加が「トレバ」生じており、その解消時期を予測することが困難であることに加え、景気低迷による個人消費の変化がもたらす影響額も不確定要素となっており、現状において業績予想を合理的に算定することが困難であるとして「未定」としている。
売上高121億9300万円(前々期比6.2%減)
営業損益8億1200万円の赤字(前々期6億3900万円の黒字)
経常損益9億2300万円の赤字(同5億8900万円の黒字)
最終損益11億5600万円の赤字(同5億2600万円の黒字)
主力事業である『オンラインクレーンゲーム・トレバ』(以下『トレバ』)は、集客および継続率向上を主軸として、国内外向け広告媒体の活用や定期的なキャンペーンを積極的に実施しつつ、システム面では継続して操作性の向上を目的としたアップデートに努めた。
売上高は、国内外向けのプロモーション活動により集客に対する効果はあったものの、想定よりもサービスに対する課金までには繋がらず落ち込む傾向となった。一方、コスト面においては、主に『トレバ』および新規事業における国内外向けプロモーション費用や事業基盤の強化に伴う運営費用と人件費が第3四半期期間より引き続き増加した。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動の停滞に伴って獲得された景品の配送業務に遅延が生じたため、その解消費用も発生した。
■2022年5月期通期見通しは「未定」
2022年5月期通期の業績見通しについては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の停滞による配送費用の増加が「トレバ」生じており、その解消時期を予測することが困難であることに加え、景気低迷による個人消費の変化がもたらす影響額も不確定要素となっており、現状において業績予想を合理的に算定することが困難であるとして「未定」としている。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810