テンダ<4198>は、7月15日、2021年5月通期の決算を発表した。新規上場後、初の決算発表となる。発表した決算は、売上高29億8500万円(前の期比6.5%減)、営業利益3億4200万円(同16.8%増)、経常利益3億3600万円(同12.7%増)、最終利益2億2300万円(同9.1%増)となり、減収・増益となった。
・売上高:29億8500万円(前の期比6.5%減)
・営業利益:3億4200万円(同16.8%増)
・経常利益:3億3600万円(同12.7%増)
・最終利益:2億2300万円(同9.1%増)
同社では、主力のITソリューション事業で、SES(システムエンジニアリングサービス)の受注や主要取引先以外からの案件受注が堅調に推移したため、としている。「ヴァンパイア†ブラッド」や「宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅路」などを運営するゲーム事業は減収減益だった。
(ITソリューション事業)
ITソリューション事業では、ITによる顧客企業の業務やワークフローの改善・改革をサポートし、顧客企業のワークスタイル変革を推進するためのシステム開発、保守、技術者支援(SES)に関するサービスを提供している。開発実績に裏付けられた経験とナレッジで、業務改善・ワークスタイル変革をコンサルティング提案し、企画・設計、システム開発、保守・運用に至るまで一気通貫でサポートを行っている。
さらに、柔軟で無駄のない開発環境を目指して始動したラボ型開発(非常駐型準委任契約による開発)『テンダラボ』をさらに認知拡大し、利用することで顧客企業の無駄を無くし、より強固な業務改善を実現することを目指している。
前期では、新型コロナウイルス感染症拡大による先行き不透明感により、大企業向けの開発案件などが低調だった一方で、SESの受注や主要取引先以外からの案件受注が堅調に推移した。外注費削減等の年間を通じた原価抑制にも取り組んだ。
以上の結果、セグメント売上高は18億7100万円(前の期比6.7%減)となり、セグメント利益は5億6300万円(同30.2%増)となった。
(ビジネスプロダクト事業)
ビジネスプロダクト事業では、「ホワイトカラーの業務効率化」をコンセプトに、マニュアル自動作成ソフト「Dojo」(ドージョー)、システム操作ナビゲーション「Dojo ナビ」をはじめとした業務効率化及びワークスタイル変革を実現するためのソフトウエア製品の企画・開発・販売を行っている。本事業はソフトウエアの導入が中心だが、操作指導やコンテンツ作成支援など必要に応じて保守・運用も含めた提案を行うことで、導入後も収益を獲得できるモデルとなっている。
前期では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響や働き方改革の浸透に伴い同社製品の需要は堅調でありながらも、2度の緊急事態宣言の発出等によって企業の投資抑制が働いたことと、イベントやセミナーの開催などの活動が制限したため新規受注の獲得に影響を受けた。
以上の結果、セグメント売上高は5億3400万円(同4.9%減)となり、セグメント利益は1億6700万円(同23.6%減)となった。
(ゲームコンテンツ事業)
ゲームコンテンツ事業では、長年に渡り培われてきたソーシャルゲームの企画・開発・運営のノウハウを活かし、「ヴァンパイア†ブラッド」(カードバトルRPG)等の自社タイトルの企画・運営の他に、ソーシャルゲームの受託開発及び運営サービスを行っている。
「宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅路」など多くのゲームの企画・開発・運営に携わり、集客・売上の拡大やゲームタイトルの長寿命化に貢献をしている。
前期では、受託新タイトル「新選組 ~桜華妖乱~」の開発遅延に対応するため一部人員を割り当てたことにより、「ヴァンパイア†ブラッド」等の既存タイトルの運営人員が不足し、売上増に繋がる施策が十分に実施できなかった。
以上の結果、セグメント売上高は5億8400万円(同7.6%減)、セグメント利益は9400万円(同34.0%減)となった。
続く2022年5月期は、売上高34億3100万円、営業利益3億2000万円、経常利益3億1000万円、最終利益2億2800万円を見込む。前の期との比較はないが、これは、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっているため、としている。
・売上高:34億3100万円
・営業利益:3億2000万円
・経常利益:3億1000万円
・最終利益:2億2800万円
・売上高:29億8500万円(前の期比6.5%減)
・営業利益:3億4200万円(同16.8%増)
・経常利益:3億3600万円(同12.7%増)
・最終利益:2億2300万円(同9.1%増)
同社では、主力のITソリューション事業で、SES(システムエンジニアリングサービス)の受注や主要取引先以外からの案件受注が堅調に推移したため、としている。「ヴァンパイア†ブラッド」や「宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅路」などを運営するゲーム事業は減収減益だった。
(ITソリューション事業)
ITソリューション事業では、ITによる顧客企業の業務やワークフローの改善・改革をサポートし、顧客企業のワークスタイル変革を推進するためのシステム開発、保守、技術者支援(SES)に関するサービスを提供している。開発実績に裏付けられた経験とナレッジで、業務改善・ワークスタイル変革をコンサルティング提案し、企画・設計、システム開発、保守・運用に至るまで一気通貫でサポートを行っている。
さらに、柔軟で無駄のない開発環境を目指して始動したラボ型開発(非常駐型準委任契約による開発)『テンダラボ』をさらに認知拡大し、利用することで顧客企業の無駄を無くし、より強固な業務改善を実現することを目指している。
前期では、新型コロナウイルス感染症拡大による先行き不透明感により、大企業向けの開発案件などが低調だった一方で、SESの受注や主要取引先以外からの案件受注が堅調に推移した。外注費削減等の年間を通じた原価抑制にも取り組んだ。
以上の結果、セグメント売上高は18億7100万円(前の期比6.7%減)となり、セグメント利益は5億6300万円(同30.2%増)となった。
(ビジネスプロダクト事業)
ビジネスプロダクト事業では、「ホワイトカラーの業務効率化」をコンセプトに、マニュアル自動作成ソフト「Dojo」(ドージョー)、システム操作ナビゲーション「Dojo ナビ」をはじめとした業務効率化及びワークスタイル変革を実現するためのソフトウエア製品の企画・開発・販売を行っている。本事業はソフトウエアの導入が中心だが、操作指導やコンテンツ作成支援など必要に応じて保守・運用も含めた提案を行うことで、導入後も収益を獲得できるモデルとなっている。
前期では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響や働き方改革の浸透に伴い同社製品の需要は堅調でありながらも、2度の緊急事態宣言の発出等によって企業の投資抑制が働いたことと、イベントやセミナーの開催などの活動が制限したため新規受注の獲得に影響を受けた。
以上の結果、セグメント売上高は5億3400万円(同4.9%減)となり、セグメント利益は1億6700万円(同23.6%減)となった。
(ゲームコンテンツ事業)
ゲームコンテンツ事業では、長年に渡り培われてきたソーシャルゲームの企画・開発・運営のノウハウを活かし、「ヴァンパイア†ブラッド」(カードバトルRPG)等の自社タイトルの企画・運営の他に、ソーシャルゲームの受託開発及び運営サービスを行っている。
「宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅路」など多くのゲームの企画・開発・運営に携わり、集客・売上の拡大やゲームタイトルの長寿命化に貢献をしている。
前期では、受託新タイトル「新選組 ~桜華妖乱~」の開発遅延に対応するため一部人員を割り当てたことにより、「ヴァンパイア†ブラッド」等の既存タイトルの運営人員が不足し、売上増に繋がる施策が十分に実施できなかった。
以上の結果、セグメント売上高は5億8400万円(同7.6%減)、セグメント利益は9400万円(同34.0%減)となった。
■2022年5月期の見通し
続く2022年5月期は、売上高34億3100万円、営業利益3億2000万円、経常利益3億1000万円、最終利益2億2800万円を見込む。前の期との比較はないが、これは、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっているため、としている。
・売上高:34億3100万円
・営業利益:3億2000万円
・経常利益:3億1000万円
・最終利益:2億2800万円
会社情報
- 会社名
- 株式会社テンダ
- 設立
- 1995年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 取締役会議長 小林 謙/代表取締役社長CEO 薗部 晃
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高51億7500万円、営業利益5億4500万円、経常利益5億4700万円、最終利益3億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4198