ドワンゴ、第1四半期は増収減益-外注費や広告宣伝費の増加などが収益圧迫

 ドワンゴ<3715>が2月3日に発表した第1四半期(10-12月期)の連結業績は、売上高85億8900万円(前年同期比12.6%増)、経常利益3億5800万円(同18.3%減)、四半期純利益3億3100万円(同9.4%増)だった。  セグメントの一部移動に伴い前年同期との比較が省略されたため、増減や変動要因がわかりづらいが、ニコニコ動画を中心とするポータル事業では、プレミアム会員の増加や広告出稿の増加により、過去最高の売上高となるなど売り上げが伸びた。  しかし、費用面では、ニコニコ動画やゲームソフト開発の外注費、著作権使用料といった売上原価や、支払手数料、著作権等使用料、広告宣伝費といった販売管理費が増加したことが収益を圧迫したようだ。  3月通期は、売上高350億円(前期比15.2%増)、経常利益15億3000万円(同24.7%減)、当期純利益13億3000万円(同6.3%減)を見込む。業績予想に変更はなし。