TIW社のレポート(10/25-29)

 TIW社のレポートの要旨です。

 今回は、ニフティとソネットエンタテイメントのレポートです。

 

■ソネットエンタテインメント<3789>

 TIWでは、10月29日付けレポートで、レーティングを「2+」(ニュートラルプラス)の継続としたが、中期的には、同社の収益力が上昇し、株価の上昇余地が高まると考えている。来期以降、オンラインゲーム「ウィザードリィオンライン」が寄与するとみているため。TIWでは、同社の業績予想について、今期営業利益を73億円(従来68億円)、来期を80億円(同79億円)に上方修正した。会社の今期の営業利益計画は72億円。ただし、既存タイトル群の売上にピークアウトが見え始めており、「ウィザードリィオンライン」以外の収益源が待たれる。

 

■ニフティ<3828>

 TIWでは、10月29日付けレポートで、レーティングを「2+」(ニュートラルプラス)の継続としたが、株価上昇を予想しているという。今期は、クラウド型サービス「ニフティクラウド」の契約者獲得による営業利益への寄与は予想以上。来期もISP事業のバックボーン回線の抜本的な見直しによる営業費用の減少が寄与するため、大幅増益となる可能性が高い。TIWでは、今期の営業利益予想を32億円から35億円に、来期を46億円から48億円に増額した。ただし、2013年3月期は、FTTHの需要一服もあり、業績を牽引する柱を各状況になると見ているという。