KLab<3656>は、2021年12月期の第2四半期(21年4～6月)の決算を8月5日に発表する。同日、決算説明会を開催する予定だ。同社は、2021年12月通期の見通しはレンジ予想で開示しているものの、中間期の数字については開示していない。
第1四半期(21年1～3月)を振り返ると、売上高63億9200万円(前年同期比13.9%減)、営業損失5億0500万円(前年同期は3700万円の利益計上)、最終損失13億8300万円(同1億3400万円の損失計上)と減収・赤字転落となった。
・売上高:63億9200万円(同13.9%減)
・営業損失:5億0500万円(同3700万円の利益計上)
・最終損失:13億8300万円(同1億3400万円の損失計上)
ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)』などゲームアプリの売上が低下したことが主な要因。『スクスタ』と『テイルズ オブ クレストリア』の減損損失を計上したことで最終赤字も13億円超となった。
今回の第2四半期では、『キャプテン翼 ～たたかえドリームチーム～』や『スクフェス』などで周年イベントが行なわれたほか、今回の2タイトルの減損損失の計上に伴い減価償却費も減るため、業績面でどこまで盛り返すのか注目される。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克／代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字（2023年12月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656