エイベックス、第1四半期は営業利益2.6億円と黒字転換 「ゾンビランドサガ」貢献でアニメ事業も黒字転換
エイベックス<7860>は、この日(8月5日)、第1四半期(21年4~6月)の連結決算を発表し、売上高194億1700万円(前年同期比37.6%増)、営業利益2億6200万円(前年同期は10億5400万円の損失計上)、経常利益2億0800万円(同13億0900万円の損失計上)、最終利益1100万円(同17億0400万円の損失計上)と増収・黒字転換を達成した。
・売上高:194億1700万円(同37.6%増)
・営業利益:2億6200万円(同10億5400万円の損失計上)
・経常利益:2億0800万円(同13億0900万円の損失計上)
・最終利益:1100万円(同17億0400万円の損失計上)
同社では、主力の音楽事業において音楽パッケージの販売数とライヴ・イベントの公演数が増加したため、と説明している。
なお、アニメ事業についても売上高が31.8%増の24億5800万円、営業利益が2億9900万円(黒字転換)と回復した。映像配信とイベント・ライヴの売上が増加したという。「ゾンビランドサガ リベンジ」が貢献したようだ。
セグメント別数字は以下のとおり。音楽事業とアニメ・映像事業が全体をけん引したことがわかる。
■音楽事業
売上高:127億2800万円(前年同期比72.7%増)
営業利益:7億5600万円(前年同期は7億6400万円の損失計上)
■アニメ・映像事業
売上高:24億5800万円(同31.9%増)
営業利益:2億9900万円(同1000万円の損失計上)
■デジタル・プラットフォーム事業の業績
売上高:53億6800万円(同3.1%減)
営業損失:2億4500万円(同2億0900万円の利益計上)
■その他の事業の業績
売上高:18億2000万円(同39.6%増)
営業損失:5億5300万円(同5億0900万円の損失計上)
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860
会社情報
- 会社名
- エイベックス・ピクチャーズ株式会社
- 設立
- 2014年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 寺島 ヨシキ/代表取締役副社長 勝股 英夫
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 非公開
- 上場区分
- 未上場