セガサミー、第1四半期のコンシューマ分野は営業利益48%減の65億円 高採算リピート販売が反動減 AM関連の収益改善でエンタメ事業は増益に
セガサミーホールディングス<6460>は、この日(8月6日)、第1四半期(21年4~6月)の決算で、ゲーム事業を展開するコンシューマ分野の売上高が前年同期比9.0%減の295億円、営業利益が同48.0%減の65億円と大幅な減益だったことを明らかにした。ただ、当初の想定よりは売上、利益ともに上回って推移しているとのことだ。
PCオンラインゲームやスマホゲームなどF2Pタイトルの売上高が同11.7%増の124億円と伸びたものの、採算性の高い家庭用ゲームソフトのリピート販売が同35%減の80億円と落ち込んだことが響いた。前年同期は巣ごもり需要で、リピート販売が大きく伸びただけに反動とみてよさそうだ。
なお、エンタテインメント・コンテンツ事業全体を見ると、売上高が同5.1%増の474億円、営業利益が同3.7%増の84億円と増収増益を達成した。
これは前年同期に新型コロナの影響で多額の赤字を計上したセガエンタテインメントが連結から外れたことに加えて、プライズ機器の堅調でアミューズメント機器の利益が16億円と前年同期の16億円の赤字から復調したことが主な要因となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460