『ウマ娘』連続首位は14日でストップ　6周年の『FGO』が追い込み決めて3連休に突入　Google Play振り返り

7月31日～8月6日のGoogle Playセールスランキングの動きを振り返りたい。Cygames『ウマ娘プリティーダービー』が先週から引き続き首位を快走したものの、8月4日に連続首位が14日で止まった。『ウマ娘』を止めたのは、FGO Projectの『Fate/Grand Order』だった。その後も首位のポジションをキープして3連休に入った。

『FOG』では、6周年記念施策の中で、新登場の期間限定サーヴァント「★5(SSR)光のコヤンスカヤ」が登場する「6周年記念ピックアップ召喚(日替り)」や、有償限定で期間限定★5(SSR)サーヴァントが一騎確定の「6周年記念福袋召喚(登場年別×クラス分類別)」を実施しており、売上を伸ばしたようだ。

先日のソニーグループの決算発表では、モバイルゲームの4～6月の売上高が30％減の179億円と落ち込んだ。その売上の多くを『FGO』が稼いでいたと見られている。6周年キャンペーンはセールス面でも大きく伸びていることが伺えるもので、モバイルゲーム売上は次の発表ではプラスに転じそうだ(関連記事)。

そもそもソニーのモバイルゲーム事業は、昨年2020年は第1四半期をボトムにして、続く第2四半期でもっとも多くの売上を稼いでいた。第2四半期が『FGO』の"周年"の時期にあたるわけだが、前四半期だけでなく、前年同期比でもプラスにできるかどうかにも注目しておくべきかもしれない。

8月2日10時現在のGoogle Play売上ランキングは、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位となった。これで12日連続の首位キープとなる。

この日、前日30位から4位に急浮上したのが、Yostarの『アークナイツ』。本作は7月30日より、イベント「画中人」とともに、新限定オペレーターの「★6 シー」や新オペレーターの「★6 サガ」らが登場するリミテッドスカウト・宴シリーズ「月隠晦明」を開催していることが、順位を押し上げる要因とみられる。

出所：AppAnnie

また、同じくYostarのタイトルで好調なのが『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』。前日68位から8位に食い込んできた本作は、7月29日のメンテナンス後より、夏イベントの第2弾を開催。「★3ヒナ(水着) (CV:広橋涼)」と「★3イオリ(水着) (CV:佐倉綾音)」をそれぞれピックアップしたイベント限定PU募集を実施していることなどが売上につながっているもよう。

出所：AppAnnie

8月3日10時現在のGoogle Play売上ランキングは、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位。これで13日連続の首位キープとなった。

この日は、トップ30のランキングに変化がなかったため、新着無料トップゲームのランキングを見てみたい。

NetEase Gamesが7月29日にリリースした、擬人化された「本」と共に終末後の世界を救っていく「本」格幻想RPG『終末のアーカーシャ』が2位に入っている。

本作は、館主様（＝プレイヤー）と擬人化された本が世界を救うべく、共に冒険や戦闘を繰り広げていく作品となっている。異なる特徴を持つ書籍によって作り出された無数に広がる世界の中、擬人化された本が続々と登場し、それぞれの特別な世界とすてきなストーリーを展開していく。

同時にプレイヤーはゲームを進めていきながら、様々な幻書を手に入れることができ、強力な冒険パーティを作り上げることが可能だ。

ちなみに、正式サービス開始を記念して、ゲーム内では「旅立ちの祝福 SSR確定」など、様々なイベントを開催している。今後、トップ30に食い込んでくるか注目したい。

8月4日10時現在のGoogle Play売上ランキングは、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位。これで14日連続の首位キープとなった。

そうした中、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が前日6位から2位にランクアップした。

『FGO』は、6周年記念施策の中で、新登場の期間限定サーヴァント「★5(SSR)光のコヤンスカヤ」が登場する「6周年記念ピックアップ召喚(日替り)」や、有償限定で期間限定★5(SSR)サーヴァントが一騎確定の「6周年記念福袋召喚(登場年別×クラス分類別)」を実施しており、売上を伸ばしているようだ。

出所：AppAnnie

また、LINEとNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』が、前日42位から6位と大きく順位を上げている。

『ツムツム』は、8月1日より、「パレードアリス」「パレード白雪姫」と、ペアツムの「アリエル＆フランダー」が新ツムとして登場。8月4日10時59分までの期間限定で確率アップ中となっている。

出所：AppAnnie

8月5日10時現在のGoogle Play売上ランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が、昨日まで14日連続首位をキープしていた『ウマ娘』からその座を奪い返し、1位になった。

『FGO』は、新登場の期間限定サーヴァント「★5(SSR)光のコヤンスカヤ」が登場する「6周年記念ピックアップ召喚(日替り)」や、有償限定で期間限定★5(SSR)サーヴァントが一騎確定の「6周年記念福袋召喚(登場年別×クラス分類別)」を実施している。

出所：AppAnnie

また、任天堂<7974>の『ファイアーエムブレム ヒーローズ』が、40位から27位でトップ30に復帰している。

本作は、8月3日16時より、ピックアップ召喚イベント「戦渦の連戦＋ ボーナスキャラ」を開催。

ピックアップ召喚イベント「戦渦の連戦＋ ボーナスキャラ」では、8月6日16時から開催予定の「戦渦の連戦＋ ～氷神炎神 2～」のボーナスキャラから「紅の戦姫 ヒノカ」「妖艶な花 カミラ」「炎の王 スルト」の3人を★5でピックアップしている。

出所：AppAnnie

8月6日10時現在のGoogle Play売上ランキングは、トップ30に動きはなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープ。『ウマ娘』がそれを追って2位となっている。

トップ30に変化がないので、新着無料トップゲームに目を向けてみると、ディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>が8月4日にリリースした新作『東方ダンマクカグラ』がトップに立っている。

本作は、「東方Project」の舞台である「幻想郷」の異変を突き止め、失われた「幻想郷」を取り戻すためにリズムアクション「ダンマクカグラ」に挑むリズムアクションゲーム。

初心者から上級者まで楽しめるシンプル操作のリズムゲームとなっており、異変あり、事件ありの少女たちが織りなすオリジナルストーリーを楽しむことができる。

今後、トップ30圏内に食い込んでくるか注目したい。