【決算カレンダー】4～6月決算発表も終盤戦に　1Q好調だったガンホーは13日に2Q決算を発表　ブシロードは今期から6月に決算期を変更【修正あり】

3連休も明けて、2021年4～6月決算発表シーズンもいよいよ終盤戦に突入する。

今回の4～6月決算では、ここまでは全体として想定よりも強い数字が出てくることが目立っているが、ゲーム関連企業についても大手ゲーム株などを中心に好決算発表となったところが多く見受けられる。コロナ禍で大きな影響を受けた前年同期と比べると、各企業の体制が整い、対応・対策がスムーズに進んでいる部分が大きいものと思われる。

さて、今回の記事では連休明けの本日8月10日から来週16日までの発表スケジュールを見てみたい。主なところでは、11日にネクソン<3659>、12日にアクセルマーク<3624>、ボルテージ<3639>、モブキャストHD<3664>、オルトプラス<3672>、日本ファルコム<3723>、カヤック<3904>、フリュー<6238>、タカラトミー<7867>、13日にアエリア<3758>、ガンホー<3765>、マイネット<3928>、バンク・オブ・イノベーション<4393>、ブシロード<7803>が発表を予定している。

ガンホーは、5月に発表した第1四半期決算では売上高が前年同期比45.9％増、営業利益は同100.6％増と好調だった。主力の『パズドラ』が9周年イベントや有名IPとのコラボイベントで好調だったことに加え、子会社Gravityのラグナロクシリーズタイトルが好調な売上を記録したことも大きく貢献した。この4～6月期はそのラグナロクシリーズの中から『ラグナロクオリジン』の日本国内版が6月28日にリリースとなった。数日分の寄与となるが、次の7～9月期での寄与も含めて、そのリリース後の状況・手応えには大いに関心が募る。

※ガンホーの決算発表予定は8月13日に変更されました。

なお、今期より7月から6月に決算期を変更したブシロードは、今回は2ヵ月分の変則的な四半期業績開示を予定している。