オルトプラス、第3四半期(10~6月)決算は既存タイトル堅調で増収確保 運営タイトルの買収や人材の先行採用で費用が先行

  • オルトプラス<3672>は、8月12日、2021年9月期の第3四半期累計(10~6月)の連結決算を発表、運営中の既存タイトルが堅調に推移して増収となったものの、運営タイトルの買収や人材の先行採用による人件費、新規開発費用などの増加により営業損益の赤字幅が拡大した。

    なお、最終損益は前期に買収した子会社とゲームタイトルの回収可能価額が帳簿価格を下回ったため、のれんの減損損失として 2200万円と無形固定資産に関する減損損失1300万円を特別損失として計上したことも影響している。

    売上高56億1800万円(前年同期比33.2%増)
    営業損益3億5500万円の赤字(前年同期2億5700万円の赤字)
    経常損益2億300万円の赤字(同2億3800万円の赤字)
    最終損益2億4200万円の赤字(同1億7400万円の赤字)

    ゲーム事業では、前期リリースした主力タイトルを中心にきめ細かなユーザー施策などを実施し、前年同期比で売上が増加したが、新たなタイトルリリース、新規の運営受託などが無かったことから、前四半期比では売上が減少した。

    費用面では運営タイトルの買収や新たな取り組みに対応するための人材の先行採用による人件費の増加や広告宣伝費の増加、新規タイトル開発にかかる費用計上により増加した。また、買収時に想定した収益計画に達していないタイトルおよび子会社にかかる無形固定資産およびのれんの減損損失として特別損失3500万円を計上した。

    なお、運営委託先との協議により1タイトルの運営を終了したことから、第3四半期末の運営タイトル数は11タイトル(自社パブリッシングタイトル8、運営受託タイトル3)となった。

    ゲーム関連事業では、引き続き国内ゲーム市場の拡大の影響を受けて、各ゲーム事業会社の人材ニーズが底堅く推移していることから、プランナー・エンジニア・デザイナーなどの人材マッチングの件数が増加し、売上が増加した。一方、営業力強化のための人材確保や知名度アップのためオンラインセミナーの開催など先行投資によりコストが増加した。

    ■通期見通しは非開示
    なお、2021年9月期の業績見通しは非開示。同社では、ゲーム事業においては既存の運営タイトルの売上見込や新規運営タイトルの獲得・移管受託の成否・時期を予測することが難しく、現時点で合理的な業績予想の算定ができないため、としている。

株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
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