ビーグリー<3981>は、第2四半期(21年4~6月)におけるプラットフォームセグメントの売上高が前四半期比で12.1%増の31億9300万円と過去最高を更新したものの、営業損失1億1200万円(前四半期は6900万円の黒字)と赤字転落となったことを明かした。同社によると、このセグメントで展開する『まんが王国』が拡大したが、ゲームが計画未達で収益を圧迫したとのこと。
同社では、ゲーム事業としては、『無職転生~ゲームになっても本気だす~』を3月28日にリリースし、配信10日で100万ダウンロードを突破したものの、利益を生み出すには至っていないという。第2四半期までの累計で2億0100万円の営業損失となっているという。
同社では、今後は運営体制の適正化を行うことで収益化を目指すとしている。原作アニメの『無職転生 異世界行ったら本気出す』第2クールの放送が10月3日から始まる予定で、ゲームとの相乗効果も出していきたいところだろう。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ビーグリー
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 吉田 仁平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高190億8000万円、営業利益14億9600万円、経常利益14億4000万円、最終利益6億8900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3981