世界最大級の暗号資産取引所「Coinbase」が日本でローンチ 三菱UFJ銀行が決済パートナー



Coinbase Globalの日本法人Coinbaseは、8月19日、世界最大級の暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」のローンチを発表した。

同取引所は「暗号資産取引のグローバルスタンダード」を掲げ、世界最高レベルの安全性、初心者でも簡単に使える操作性と共に、「ビットコイン」や「イーサリアム」をはじめ、主要暗号資産の取引を開始するという。



Coinbase Globalは、2012年にアメリカ・サンフランシスコで創業以来、世界各国でサービス展開を広げており、現在100カ国以上で暗号資産の購入、売却、管理を行うことができる暗号資産取引所を展開している。2021年4月14日にナスダック市場に直接上場し、フィンテック業界を中心に今最も注目されている暗号資産取引所となる。

日本国内においては、2017年4月以降に暗号資産が「資金決済法」で定義され、ビットコイン価格が急騰すると同時に、暗号資産業界全体が急速にトレンド化した。一方で、セキュリティの不備が不正アクセスの標的となり、国内取引所が​ハッキング被害に遭うなど、多くの人が不安を抱える中で暗号資産を保有しなくてはいけなかった。

その中で、Coinbaseは創業以来一度もハッキングされた実績がなく、ユーザーに安心いただきながら暗号資産を運用できる環境を整えてきた。日本においても、世界基準のセキュリティやコンプライアンス基盤に加え、日本最大級の口座保有数を誇る金融業界のリーディングカンパニーである三菱UFJ銀行をパートナーとして迎え入れ、サービス利用にあたり三菱UFJ銀行の口座を所有者から、インターネットバンキングを通して入出金が可能となるとのこと。

今後は、トレーダーや機関投資家向けのサービスなどを展開し、ビジネスを拡大していく方針。初級者だけではなく、上級者にも利用できる日本で最も安心安全な暗号資産取引所を目指すとしている。

■ Coinbaseの主な特長 - 暗号資産のグローバルスタンダード」



― 初心者に優しいUI/UXデザイン
初心者でもわかりやすく、簡単​な操作で、暗号資産を手軽に売買することができる。アプリ起動後、数タップで暗号資産の購入が完結する使いやすい設計。世界で6800万人以上のユーザーに好評だという。

― 世界最高レベルのコンプライアンス&セキュリティ
国内の規制基準に準拠することはもちろん、創業以来、一度のハッキングもない万全なセキュリティ体制構築。Coinbaseシステムの24時間モニタリングに加え、世界中の暗号資産開発者との直接連携を取り最新情報を集めることで、急激な市場変化にも対応できるような安全管理を徹底している。

― 厳選された5種類の暗号資産
Coinbaseでは、5つの主要暗号資産BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、LTC(ライトコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、XLM(ステラー)を売買することができる。今後さらに取り扱い資産を増やしていく予定。



Coinbase(コインベース)

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