【ゲーム株概況(8/27)】国内証券がレーティング格下げのガンホーが急落　業績予想減額のワンダープラネットは2000円割れ　アクセルマークは連日のS高

8月27日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比101.15円安の2万7641.14円で取引を終えた。米FRB（連邦準備理事会）が量的金融緩和の縮小に早期に踏み込むとの観測から市場は警戒心の強い様子見ムードとなった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アクセルマーク<3624>が連日のストップ高となり、オルトプラス<3672>も続伸するなど、電通と3社共同でNFT関連サービスを開発することを発表した2社の強さが目立った。

また、前日8月26日に『Fit Boxing』シリーズを原作としたアニメーション「キミとフィットボクシング」の制作を発表したイマジニア<4644>も大幅続伸した。

周辺株では、新型コロナウイルスの中和抗体の検査キットを9月以降に販売すると発表したアクロディア<3823>が一時200円台まで買われるなど動意づいた。

半面、いちよし証券がレーティングを「A」から「B」に格下げしたガンホー<3765>が急落し、2021年8月期通期の業績予想の下方修正を発表したワンダープラネット<4199>は6日ぶりの大幅反落となり、再び2000円を割り込んだ。

ほか、ケイブ<3760>が前日の大商いの反動もあって、5日ぶりに反落した。