【ゲーム株概況(9/9)】『式姫』新作発表のアピリッツが急騰 enishは「進撃の巨人」新作スマホゲームが買い材料に サイバーステップは希薄化懸念で急反落
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9月9日の東京株式市場では、日経平均は9日ぶりの反落となり、前日比173.02円安の3万8.19円で取引を終えた。急ピッチの上昇による約半年ぶりの3万円大台乗せを示現したことで、目先の過熱感から売り物が先行した。ただ、大引けにかけてはやや強さを見せ、3万円の大台をキープした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アピリッツ<4174>が一時2788円まで買われるなど急騰した。アピリッツは、前日9月8日に2022年にサービス開始予定の『式姫Project』のスマートフォン向け完全新作ゲームを発表したことが市場の評価材料となっているようだ。
また、モブキャストHD<3664>が商いを集めて急動意を見せたほか、アニメ「進撃の巨人」のスマートフォンゲーム最新作『進撃の巨人 Brave Order』の制作を進めていることを明らかにしたenish<3667>も一時568円まで買われた。
東映アニメ<4816>は6日続伸し、この日も高値を更新した。
半面、サイバーステップ<3810>は、前日の大引け後に新株予約権の発行による約18億円の資金調達を発表したことで、希薄化懸念から急反落した。
中国のゲーム規制強化への懸念からネクソン<3659>も7日ぶりに反落した。
ほか、マイネット<3928>やエクストリーム<6033>などが売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810