【ゲーム株概況(9/27)】Aimingが続伸…戦略投資支援の完了で新作動向に関心 コトブキヤと東宝が高値更新 BOIは8月の直近安値を意識する展開に
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9月27日の東京株式市場では、日経平均は小反落し、前日比8.75円安の3万240.06円で取引を終えた。政府が緊急事態宣言を30日に解除し、行動制限を段階的に緩和する方針と伝えられたことで、経済再開への期待で買いが先行したものの、中国の不動産大手の債務問題が燻っており、一巡後はやや値を崩した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、フェイス<4295>やアルファポリス<9467>、HEROZ<4382>など周辺株に買いが入ったほか、東京通信<7359>やAiming<3911>が続伸した。Aimingは、グロース・キャピタルとの業務提携の一環である戦略投資支援が完了し、開発中の「箱庭型アバターゲーム」の開発・リリースに向けた動きが進んでいくことへの期待が膨らんでいるようだ。
また、壽屋(コトブキヤ)<7809>や東宝<9602>などが年初来高値を更新した。
半面、東映アニメ<4816>は大幅反落し、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やKADOKAWA<9468>などが売られた。
BOIは、9月17日に2021年9月期の業績予想を大幅減益、赤字幅拡大の見通しとするなど業績面での苦戦が目立っており、8月16日の直近安値1885円を意識する値動きとなっているようだ。
ほか、大手ゲーム株では、バンダイナムコHD<7832>とスクウェア・エニックスHD<9684>が安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高136億1500万円、営業利益13億2900万円、経常利益13億6200万円、最終利益8億9500万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高170億8600万円、営業損益5億5200万円の赤字、経常損益1億5000万円の赤字、最終損益3億4100万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911