Aimingの決算説明資料より…TVアニメ「WIND BREAKER」のスマホゲームを正式発表 「ゲーム系IP プロジェクトLG」の開発も明らかに
Aiming<3911>は、10月29日、2024年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料から同社の新作パイプラインの状況を見てみたい。
まず、足元の第4四半期に入ってから既にリリースとなったのが、10月2日にリリースされた新作『銀河英雄伝説 Die Neue Saga』だ。こちらは先日プレイヤー数10万人の突破を記念したプレゼントキャンペーンを実施しており、まずは順調なスタートを切ったと言えそうだ。
また、10月15日に正式タイトルが発表となったのが、これまで「新作アニメ系 プロジェクトW」とされていた『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』だ。こちらは制作にあたり組成される「WIND BREAKER 不良たちの英雄譚製作委員会」への出資という形となり、Aimingにとってはこの製作委員会は持分法適用会社として業績に寄与してくることになる。
なお、TVアニメ「WIND BREAKER」は、2025年には続編となるSeason 2の放送が決定しており、このアニメ放送をにらんだタイミングでのゲームリリースが期待されるところとなる。
このほかでは、これまでも開示されていた「新作アニメ系 プロジェクトG」に加え、新たに「ゲーム系IP プロジェクトLG」の開発が行われていることが明らかになった。現時点では配信日、ジャンルともに未定となっているが、今後の続報発表が注目される。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911