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Aiming<3911>は、10月29日、2024年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、サービス開始した『2.5次元の誘惑(リリサ)天使たちのステージ』(以下『リリステ』)の売上高が見込みに対して8億円を超える未達となったことに加え、ウィンヒロ製作委員会の組成における他出資者との契約締結が遅延したことにより、予定していた受託売上高などの取り込みが後ろ倒しになったことで、減収・営業赤字幅拡大となった。
売上高117億7400万円(前年同期比14.8%減)
営業損益13億300万円の赤字(前年同期2億5100万円の赤字)
経常損益10億3200万円の赤字(同1億1800万円の赤字)
最終損益9億7100万円の赤字(同11億900万円の赤字)サービス中タイトルについては、スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル『ドラゴンクエストタクト』は、4周年を迎え、記念キャンペーンや新キャラクター追加の実施を通じて、アクティブユーザー数および課金ユーザー数の維持に努め、収益に貢献した。『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』(以下『カゲマス』)は、季節イベントや新キャラクターの追加の実施を通じて、収益に寄与した。
『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』をはじめとする他タイトルについては、長期運営によるKPIの低下は見られるものの、コラボイベント実施などにより、アクティブユーザー数および課金ユーザー数の維持に努めた。
開発中タイトルにつきましては、『リリステ』を9月3日に配信した。また、10月2日にサービスを開始した『銀河英雄伝説 Die Neue Saga』(以下『ノイサガ』)をはじめとした第4四半期以降に配信を予定しているタイトルの準備と品質の向上に努めた。
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■第4四半期期間は業績の急回復見込む
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2024年12月期通期の業績予想については、新たに開示しており、以下のとおりの減収・赤字計上の見通し。
ただし、『カゲマス』2周年イベントによる売上の増加や、『ノイサガ』のサービス開始による売上増加に加え、『リリステ』の四半期にわたる貢献による売上増加が見込まれることで第4四半期ベース(10~12月)ではQonQで売上高55.8%増を見込み、各利益項目とも黒字転換となる見込みとしている。
売上高175億700万円(前年同期比1.4%減)
営業損益2億4600万円の赤字
経常損益5億5700万円の赤字
最終損益5億1400万円の赤字
※過去11四半期と2024年12月期第4四半期予想分の四半期業績推移のグラフを追加しました。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911