【レビュー】『ポケモンユナイト』に本日より参戦した「マンムー」の使用感をお届け! 攻撃しながら硬くなる特性で攻めの陣形を築こう!


ポケモンは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』において、本日(9月29日)9時より、新キャラ「マンムー」を追加した。

本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。


▲マンムーは近接・ディフェンス型。高い耐久力を活かして味方のポケモンを守ったり、相手のポケモンを妨害することを得意としている。


▲ゲーム開始時はウリムーの状態から始まり、レベル6でイノムー、レベル10でマンムーへと進化する。

マンムーは通常攻撃の3回目が強化攻撃となり、命中時に相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだ「こおり状態」にする。また、わざを使ってこおり状態にした相手のポケモンに対しては、少しのあいだ通常攻撃で与えるダメージが増加する。

特性は「あついしぼう」で、ダメージを与えるたび、自分の防御と特防が少しのあいだ上がる(3回まで)。「こおりのつぶて」、「つららおとし」、「こおりのキバ」を使うと、次の通常攻撃が強化攻撃になる。また、これらのわざが相手のポケモンをこおり状態にするゾーンを味方のゴールエリア内に生み出した場合、そのゴールエリア内にいる相手のポケモンのゴール速度を下げる。

ここからは、取得する技の紹介をしていく。まずはウリムーが使用できる「こおりのつぶて」と「たいあたり」について。まず注目すべきは「こおりのつぶて」の威力で、序盤から非常に大きなダメージを与えられる。さらに3回とも命中させることができれば、相手のポケモンをこおり状態にすることができる。また、「たいあたり」も相手のポケモンに当てることで少しのあいだ行動を止められるため、両方のわざが綺麗に決まれば最初からかなり長い時間、相手のポケモンを拘束することができる点が強みとなっている。先に挙げた特性「あついしぼう」と組み合わせれば、防御や特防を上げながら攻めることができるので、最初から一気にKOを取れる展開もあり得る。

ただし、リキャストがそれぞれ7秒、8秒とやや長めになっているので、わざを撃った後にKOが取れなさそうであれば自陣まで引く判断も重要になるだろう。その際は、発動が早く、移動距離が長い「たいあたり」を退却に活かしたい。


●こおりのつぶて
リキャスト:7秒
わざ種別:範囲
指定した場所にこおりの塊を3回投げつける。範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ下げる。こおりの塊に3回とも当たった相手のポケモンは、少しのあいだこおり状態になる。


●たいあたり
リキャスト:8秒
わざ種別:ムーブ
指定した方向へ猛突進し、当たった相手のポケモンにダメージを与えてふきとばす。

レベル6でイノムーに進化することで、まずは「つららおとし」か「こおりのキバ」を覚えられる。「つららおとし」は設置型の範囲わざとなっているため、「こおりのつぶて」の延長として似たような感覚で使用することができるだろう。条件を満たしてつららを砕くことで妨害効果や移動速度アップの効果を得られるため、使いこなすことができればかなり有利な恩恵を受けられる。なお、「つららおとし」は後述する「10まんばりき」とのシナジーもあるため、こちらを選択する場合は併せて取得したい。

一方、「こおりのキバ」は対象が単体ではあるものの、拘束時間が長く威力が高いのが魅力的なポイントだ。持ち上げた相手を後ろに叩きつけることでかなり手前まで相手を引き込むことができるため、ゴールの中に籠っている相手ポケモンを引きずり出して味方と連携することでKOを狙うことができる。


●つららおとし
リキャスト:10秒
わざ種別:妨害
指定した場所につららを落とし、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えて移動速度も少しのあいだ下げる。最後に落としたつららは、時間経過、もしくは自分のほかのわざや強化攻撃によって砕け散る。このとき範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、こおり状態にする。つららを砕いたわざが「たいあたり」か「10まんばりき」だった場合、地面がこおりに覆われ、そこを通る味方のポケモンの移動速度が上がる。アップグレード後は、最後のつららが命中した相手のポケモンを少しのあいだ行動できなくする。


●こおりのキバ
リキャスト:8秒
わざ種別:妨害
冷気をひめたキバを使い、最も近くにいる相手のポケモンをふきとばす。同時にダメージを与え、少しのあいだこおり状態にする。そのあと方向を指定することで、ふきとばした相手のポケモンを前か後ろに叩きつけることができる。叩きつけた時、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだこおり状態にする。アップグレード後は、相手のポケモンを叩きつけた時こおり状態にする範囲が広くなる。

続いて、レベル8で「10まんばりき」か「じしん」を覚えられる。「10まんばりき」は突進後の踏みならしまでにやや間があるため、動き回る相手に当てるのは難しい。ダメージ増加の条件にもなっているこおり状態の相手を狙っていくことが大事で、先の「つららおとし」と組み合わせることでコンボを決めることができる。「こおりのキバ」でも相手をこおり状態にすることはできるが、こちらは攻撃範囲が狭く先に相手に近づかなければならないため、コンボが決まりづらく相性が良くない。「10まんばりき」を選択するのであれば、「つららおとし」との組み合わせをオススメしておく。

一方、「じしん」は「こおりのキバ」との相性が非常に良い。ムーブで相手の懐に入り込み、さらにわざが命中することで自分側へ引っ張ることができるため、その後「こおりのキバ」が非常に当てやすい状態となる。「じしん」自体のダメージはそこまで高くないため、あくまでも相手ポケモンの行動妨害を狙いつつ、火力の高いアタッカーと共に行動してKOを狙ってもらうというのが理想の動きとなるだろう。これらの点から、マンムーのわざ選択は、「つららおとし」&「10まんばりき」、もしくは「こおりのキバ」&「じしん」のどちらかが良さそうだ。


●10まんばりき
リキャスト:8秒
わざ種別:ムーブ
指定した方向へ猛突進し、当たった相手のポケモンにダメージを与えてつきとばす。その後足を踏みならして攻撃し、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えて少しのあいだ行動できなくする。こおり状態になっている相手のポケモンに踏みならし攻撃を当てれば、ダメージが増加する。アップグレード後は、猛突進するスピードが速くなり、相手のポケモンの行動できない時間が長くなる。


●じしん
リキャスト:7.5秒
わざ種別:ムーブ
指定した方向へ跳びあがって勢いよく着地し、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、自分のほうへひっぱる。アップグレード後は、わざ命中時に相手のポケモンの移動速度が少しのあいだ下がり、ひっぱる力も強くなる。

最後に、ユナイトわざ「どっすんプレス」について。連続で範囲にダメージを与えられるものの、威力は決して高くないため、最後の踏みつけで発生する妨害がメインの役割になりそうだ。妨害無効も付与されるため、カジリガメやサンダーの取り合いにおいて、先陣を切って相手の集団に入っていくという使い方ができるだろう。


●どっすんプレス
わざ種別:範囲
妨害されない状態になり、指定した場所へとジャンプする。立て続けに地面を踏みならし、そのたびに範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えて移動速度も少しのあいだ下げる。最後に地面を踏みつけた時、範囲内にいる相手のポケモンをふきとばす。

今回、マンムーを使用してみて感じたのは、相手の行動を止めるわざが非常に豊富であるということ。また、自分が攻撃を与えるほど防御と特防が上がるという特性を持っているため、攻防一体となって相手を押し込むことができる。直近のアップデートで全体的にポケモンの火力が上がり、ディフェンス型でもタンクの役割をするのが厳しいと言われていた中、しっかりとその役目を果たせる耐久力を持っているのは大きな魅力に感じた。耐久力の低いアタッカーを守るため、パーティーの牽引役として起用したい。


(文 編集部:山岡広樹)


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