SBIホールディングス、スマートアプリを買収 NFTマーケットプレイス「nanakusa」を運営



SBIホールディングス<8473>は、9月30日、マーケットプレイス「nanakusa」などのNFT事業を展開するスマートアプリの株式を既存株主より取得し、連結子会社化したと発表した。SBIグループの持ち株比率は80%になるという。またあわせて社名をスマートアプリからSBINFTに変更する。

同グループではNFT事業への参入を検討していたとのこと。これまで、同グループでは、暗号資産交換業者であるSBI VCトレード・TaoTaoにおいて暗号資産の取引所サービス、またSBIアートオークションにおいて現代美術を中心とした美術品オークションサービスを展開しているほか、昨年よりSBI e-Sportsの設立を通じてeスポーツ事業へ参入している。こうした取引所、アート、eスポーツ等とNFTとの親和性が高い点が、今回の連結子会社化の理由としている。

なお、SBINFTは、本日、相互に業務拡大を図ることを目的に、ブロックチェーンおよびNFTを活用して、アート作品の信頼性と真正性を担保するためのインフラを構築するスタートバーンと業務提携に関する基本合意書を交わしたことを合わせて発表している。


■スマートアプリ社の概要等
スマートアプリ社の概要等名称 : 株式会社スマートアプリ(SBINFT株式会社に変更予定)
所在地 : 東京都港区
代表者の役職・氏名 : 代表取締役 高 長徳
事業内容 : ブロックチェーンを活用したプラットフォーム事業
設立年月日 : 2015年5月1日URL : https://smartapp.co.jp/
主要株主(SBIグループを除く) : 高 長徳