【ゲーム株概況(9/30)】「ゲムトレ」買収のカヤックが買われる KADOKAWAは3日続伸で6000円台乗せ 中国のゲーム規制への懸念でコーテクHDが4日続落
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9月30日の東京株式市場では、日経平均は4日続落し、前日比91.63円安の2万9452.66円で取引を終えた。午前中に発表された9月の中国製造業PMI(購買担当者指数)が低下したと報じられたことで、一時は2万9300円台まで売られる場面があった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ワンダープラネット<4199>が続伸したほか、ブシロード<7803>やカヤック<3904>などが買われた。カヤックは、先日28日にゲームのオンライン家庭教師サービス「ゲムトレ」を子会社化すると発表したことも市場の評価材料となっているようだ。
また、ジェフリーズ証券の投資判断「Buy」でカバー開始を引き続き材料にKADOKAWA<9468>が3日続伸して、再び6000円台に乗せてきた。
半面、このところの株価上昇が目立っていた壽屋(コトブキヤ)<7809>は5日ぶりの急反落となり、ケイブ<3760>やバンク・オブ・イノベーション<4393>も売られた。
大手ゲーム株では、中国のゲーム規制による影響があらためて懸念材料としてクローズアップされたコーエーテクモHD<3635>が4日続落となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635