モバイルファクトリー<3912>は、2021年12月期の第3四半期(21年7～9月)の決算を10月22日12時15分に発表する予定だ。同社は、「新型コロナウイルス感染症をはじめとする短期的な変化が激しいことから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため」、業績予想については開示していない。
足元の業績動向を見ていくと、第2四半期(21年4～6月)の決算は、売上高7億3200万円(前年同期比0.8%減)、営業利益2億3100万円(同2.5%減)、経常利益2億3400万円(同2%減)、最終利益1億5000万円(同9%減)と減収減益だった。
・売上高:7億3200万円(同0.8%減)
・営業利益:2億3100万円(同2.5%減)
・経常利益:2億3400万円(同2%減)
・最終利益:1億5000万円(同9%減)
主力の位置ゲームは増収だったものの、携帯電話キャリアのフィーチャーフォン向けサービスが終了したことで、着信メロディサービスが減収となったことが主な要因だったという。
位置ゲームでは「移動」が重要なことを考えると、緊急事態宣言下での増収は健闘した印象を受けるが、次の四半期はどうなるのか。そして、注力中のブロックチェーン事業の展開についても注目しておきたい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ（2023年12月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912