世界最大級の暗号資産取引所Coinbase、P2Pを利用したNFTマーケットプレイスを提供開始　クリエイティブ・クリエイターファーストを掲げる

世界最大級ともされる暗号資産(仮想通貨)取引所のCoinbaseは、10月12日(米国時間)、Coinbase NFTの提供開始を発表した。これに伴い早期アクセス用順番待ちリストへの登録が可能になった。

Coinbase NFTは、NFTの作成・購入・表示・検索をこれまでにないほど簡単にするという。Coinbase NFTでは直感的なインターフェースを構築し、NFT取引へのアクセスをスムーズにする。特に今回導入される“ソーシャルメディア機能”は、クリエイターコミュニティを飛躍的に成長させることができ、アーティストやファンにとって大きなメリットとなると考えているとのこと。

Coinbase NFTはクリエイティブ且つクリエイターファースト
Coinbase NFTは、自由なクリエイティビティを実現するために構築されたP2P（ピアツーピア）のマーケットプレイス。分散型マーケットプレイスの上に構築された直感的なデザインのCoinbase NFTは、新時代のアート体験を実現する。

“その人の素晴らしいアイデアはその人だけのもの”。Coinbase NFTは、そんな当たり前のことを容易に実現するために、ブロックチェーン技術を通じて取引の継続した管理を行う。ローンチ時は日本語非対応となり、今回のアメリカでの初ローンチ後、国際的に順次展開する。イーサリアムベースのERC-721と ERC-1155の規格のみでのサポートとなるが、早いタイミングでマルチチェーンサポートを導入する予定。

Coinbase NFTで最高のクリエイション＆コレクションエクスペリエンスをユーザーにお届けすることを目指すとしている。

コミュニティの育成
“売買”は、Coinbase NFTの中心的な機能であり、活気溢れるマーケットプレイスの必須要素ですが、Coinbase NFTは、さらにソーシャルエンゲージメントを目指している。人と人とのつながりを育むことで、クリエイターやコレクター、ファンのコミュニティ形成を支援する。ユーザーの興味に基づいてパーソナルフィードをキューレーションし、プロフィールにはユーザーが所持しているNFTを1か所に表示されるため、共感するファンやアーティストとのつながりを深めることが可能となる。このソーシャルな要素により、情熱が共有され、新たなコラボレーションを生み出し、イマジネーションを掻き立てられることで、未来の可能性を無限に広げる。


クリエイターエコノミーの拡大
クリエイターエコノミーの拡大は、「経済的自由を高める」というCoinbaseのミッションと一致している。人はもともとクリエイティブ。我々は芸術を創造し、個性を表現し、コミュニティを構築し、意味を求める。しかし、特にデジタルの世界においては、クリエイターが自身の創造物を所有し、管理し、利益を得るための普遍的な方法がなかった。

Coinbase NFTが目指しているのは、全ての人が自身の創り出したクリエイティビティからのきちんと利益を得られるようにすること。そして、「クリエイターエコノミー」が「実体経済」の一部ではなく、中心的な原動力となるような未来に貢献することを目指す。

Coinbase NFT：早期アクセス権と定期的な情報のアップデートを確認できる。
www.coinbase.com/nft/announce