UUUM、第1四半期(6～8月)決算は人件費など販売管理費の拡大で経常赤字に　人員の適正配置やオフィスの一部返却で生産性を向上へ

UUUM<3990>は、10月14日、2022年5月期の第1四半期（6～8月）の連結決算を発表、国内外の企業の広告出稿の抑制など緊急事態宣言による影響が引き続きあったものの、「収益認識に関する会計基準」適用の影響を除いた売上は実質増収での着地となった。

なお、各利益の落ち込みは人件費など販売管理費の拡大によるものとなる。同社は、今後は人員の適正配置やオフィスの一部返却により、生産性を高めていくとしている。

売上高49億9600万円（前年同期49億9700万円）
営業利益400万円（前年同期比91.2％減）
経常損益300万円の赤字（前年同期4100万円の黒字）
最終損益1300万円の赤字（同2200万円の黒字）

なお、2022年5月期通期の予想については、「収益認識に関する会計基準」の適用による影響について、業務提携先（アライアンス）のアドセンス売上が総額計上から純額計上になる
と見込んでいたが、クリエイターとの契約変更に伴い、クリエイターのアドセンス売上についても期中より総額計上から純額計上に変更することとなった。

加えて、第2四半期以降のクリエイター契約変更の影響や広告市況の先行き不透明感も考慮し、以下のとおり予想を修正している。

売上高245億円→186億～219億円（増減率24.1％減～10.6％減）
営業利益8億3000万円→5億～8億3000万円（同39.8％減～同額）
経常利益8億2000万円→4億8000万～8億2000万円（同41.5％減～同額）
最終利益4億7000万円→2億5000万～4億7000万円（同46.8％減～同額）