SEH&I、22年3月期の営業利益を8.3億円から10.4億円に上方修正 出版事業、ソフト事業、教育人材事業が予想上回る リモートワーク対応も奏功

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478>は、10月21日、2022年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高66億円(前回予想64億7000万円)、営業利益10億4000万円(同8億3000万円)、経常利益10億4000万円(同8億2000万円)、最終利益6億7000万円(同5億5000万円)と売上高を引き上げ各利益項目をそれぞれ引き上げた。

・売上高:66億円(前回予想64億7000万円)
・営業利益:10億4000万円(同8億3000万円)
・経常利益:10億4000万円(同8億2000万円)
・最終利益:6億7000万円(同5億5000万円)

従来予想からの修正率は、売上収益2.0%増、営業利益25.3%増、税引前利益26.8%増、最終利益21.8%増となっている。

・売上高:2.0%増
・営業利益:25.3%増
・経常利益:26.8%増
・最終利益:21.8%増

売上高については、出版事業、ソフトウェア・ネットワーク事業及び教育・人材事業が計画を上回る見込みとなったことを主因に前回予想を上回る見込み。また、営業利益、経常利益、最終利益については、増収要因に加えて、全社的なオンラインビジネス推進、業務環境のオンライン化、リモートワーク促進など環境に対応した取組みにより利益率が向上していることなどから前回予想を上回る。

現在、新型コロナウィルス感染状況は減少傾向だが、今後の見通しやそれに伴う景気動向見通しについては再拡大の可能性なども含め保守的に評価をしているという。その影響については未だ不透明な部分が多く、業績予想についても不確定な要素を従来以上に含んでいる。今後の業績動向に伴い、修正の必要が生じた場合には、速やかに公表する、としている。

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