【ゲーム株概況(10/27)】ガーラが大幅反発　プロeスポーツチーム運営会社を買収のGameWithも大幅続伸　コーテクHDは決算通過で目先の材料出尽くしに

10月27日の東京株式市場では、日経平均は小反落し、前日比7.77円安の2万9098.24円で取引を終えた。香港市場の下落を受けて、先物主導で一時は下げ幅200円超に達する場面があったものの、これから発表が本格化する7～9月決算への様子見などもあり、次第に下げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ガーラ<4777>が大幅反発したほか、モバイルファクトリー<3912>が続伸した。本日より、千葉県の幕張でXR技術（VR・AR・MR技術）に特化した専門展「XR総合展」や「ブロックチェーンEXPO」などが開催されており、関連する事業を手掛ける企業の株価を刺激しやすい材料となっているようだ。

また、前日10月26日にプロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」の運営会社であるDetonatioNを買収することを発表したGameWith<6552>も商いを伴って大幅続伸した。

ほか、GOTと共同で展開する着せ替えコミュニケーションゲーム『恋するコーデ ペアリウム』をリリースしたことを本日場中に発表したAiming<3911>もしっかり。

半面、コーエーテクモHD<3632>と東映アニメ<4816>は決算発表通過による目先の材料出尽くし感から売られ、カプコン<9697>やセガサミーHD<6460>など大手ゲーム株も総じてさえない。