【速報】ネクソン、第3四半期決算は営業利益7.6%減の885億円 韓国モバイルゲームで反動減、日本も赤字幅が拡大に

ネクソン<3659>は、この日(11月9日)。2021年12月期の第3四半期の連結決算(IFRS)を発表し、売上収益2202億円(前年同期比2.8%減)、営業利益885億円(同7.6%減)、税引前利益1258億円(同14.8%増)、最終利益928億円(同8.0%増)と減収・営業減益となった。

・売上収益:2202億円(同2.8%減)
・営業利益:885億円(同7.6%減)
・税引前利益:1258億円(同14.8%増)
・最終利益:928億円(同8.0%増)


オーウェン・マホニー社長のコメント
「この第3四半期は、主要タイトルである韓国『メイプルストーリー』、中国『アラド戦記』、『FIFA ONLINE 41』ならびに『風の王国: Yeon』の売上収益が当社業績予想の上限を上回ったことにより堅調な業績となりました。ネクソンはお伝えしていた通り、コア事業を強化し、複数のカタリストを準備するなど、良好なモメンタムを築いています。私たちは2022年の配信に向けて『カートライダー ドリフト』、Embark Studiosの新作、そして第1四半期に配信予定の『アラド戦記モバイル』韓国サービスの準備を進めてまいります。」


セグメント別の状況は以下のとおり

韓国では、『メイプルストーリー』の売上収益が前年同期比で減少したものの、『EA SPORTS FIFA ONLINE4』、『サドンアタック』『アラド戦記』といったその他の主力タイトルが前年同期比で成長したことから、PCオンラインゲームの売上収益は前年同期比で増加した。

『メイプルストーリー』については、第2四半期に引き続き、第3四半期もユーザーの信頼回復に注力した。その結果、ユーザーの満足度を示す指標であるネットプロモータースコアが、第3四半期において継続的に改善傾向にあり、実施したイベントやコンテンツアップデートはユーザーから好評を得た。

モバイルゲームでは、『V4』、『KartRider Rush+』に加え、配信開始直後であった『風の王国:Yeon』(The Kingdom of the Winds:Yeon)の増収寄与により過去最高のモバイル売上収益を記録した前第3四半期との比較で、売上収益が減少した。これらの結果、韓国全体では、売上収益が前年同期比で減少した。

中国においては、主力PCオンラインゲーム『アラド戦記』の増収により、売上収益が前年同期比で増加した。『アラド戦記』(Dungeon&Fighter)については、7月の夏季アップデートや9月の国慶節アップデートが好評であったことから、売上収益が増加した。コンテンツアップデートや8月に就任した新統括ディレクターによる新しい取り組みがユーザーから好評を得たことから、ユーザーエンゲージメントの改善がみられ、前年同期比で課金ユーザー数やARPPUが増加した。

日本においては、『メイプルストーリー』の成長や、『ブルーアーカイブ』(BlueArchive)及び『EASPORTS FIFA MOBILE』の増収寄与があったものの、『TRAHA』や『メイプルストーリーM』の減収により、売上収益が前年同期比で減少した。

北米及び欧州においては、『メイプルストーリーM』が成長し、8月19日に配信を開始した『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』の増収寄与があったものの、『Choices:Stories You Play』や『V4』の減収により、売上収益が前年同期比で減少した。

その他の地域においては、『KartRider Rush+』及び『V4』が減収となったものの、『メイプルストーリー』及び『メイプルストーリーM』の成長により、売上収益が前年同期比で増加した。

費用面では、主に韓国における新報酬制度の導入による人件費の増加があったものの、『風の王国:Yeon』に係るロイヤリティ費用の減少により、売上原価は前年同期比で減少した。

販売費及び一般管理費は、韓国における新報酬制度の導入やストック・オプション費用の増加により人件費及び研究開発費が増加した一方、モバイルゲームによるプラットフォーム手数料や広告宣伝費が減少したことにより、前年同期比で減少した。その他の費用は、連結子会社であるBig Huge Games, Inc.に係るのれんの減損損失を計上した前第3四半期との比較で減少した。

また、第3四半期において外貨建ての現金預金等について為替差益が発生したことにより、前年同期比で金融収益は増加した。加えて、暗号資産の市場価格の変動により、第3四半期連結会期間に暗号資産について、再評価による損失の戻入17億円を計上している。

報告セグメントの第3四半期累計の業績は、次のとおり。

①日本
第3四半期累計の売上収益は37億円(前年同期比25.6%増)、セグメント損失は75億円(前年同期は19億円の損失)となった。

② 韓国
第3四半期累計の売上収益は2014億円(前年同期比2.8%減)、セグメント利益は971億円(同9.7%減)となった。韓国セグメントの売上収益には、子会社であるNEXON Korea Corporationの傘下にあるNEOPLEの中国におけるライセンス供与に係るロイヤリティ収益が含まれる。

③ 中国
第3四半期累計の売上収益は26億円(前年同期比19.5%増)、セグメント利益は15億円(同14.7%増)となった。

④ 北米
第3四半期累計の売上収益は114億円(前年同期比8.0%減)、セグメント利益は6億円(同10億円の損失)となった。

⑤ その他
第3四半期累計の売上収益は9億円(前年同期比42.8%減)、セグメント損失は34億円(同17億円の損失)となった。



■2021年12月通期の見通し

続く2021年12月通期の業績を発表しており、売上収益2714億円~2771億円(同7.4%減~同5.4%減)、営業利益910億円~954億円(同18.3%減~同14.3%減)、税引前利益1288億円~1333億円(同19.1%増~同23.2%増)、最終利益931億円~964億円(同65.7%増~同71.6%増)を見込む。

・売上収益:2714億円~2771億円(同7.4%減~同5.4%減)
・営業利益:910億円~954億円(同18.3%減~同14.3%減)
・税引前利益:1288億円~1333億円(同19.1%増~同23.2%増)
・最終利益:931億円~964億円(同65.7%増~同71.6%増)

株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 オーウェン・マホニー/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益2930億円、営業利益1114億円、最終利益562億円(2020年12月期)
上場区分
東証一部
証券コード
3659
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