セレス、第3四半期累計の決算は最終利益376.6%増 通期目標達成も先行投資強化で予想は据え置き…ブロックチェーンやD2Cなど



セレス<3696>は、11月10日、2021年12月期第3四半期累計(1月〜9月)の連結決算を発表、売上高182億2100万円(前年同期比25.0%増)、営業利益22億4300万円(同79.6%増)、経常利益33億6400万円(同157.3%増)、最終利益30億8300万円(同376.6%増)と大幅な増収・増益を達成した。

・売上高182億2100万円(前年同期比25.0%増)
・営業利益22億4300万円(同79.6%増)
・経常利益33億6400万円(同157.3%増)
・最終利益30億8300万円(同376.6%増)



■モバイルサービス事業

・モバイルサービス事業の売上高は168億8400万円(前年同期比18.7%増)
・セグメント利益は24億8700万円(同31.2%増)

モバイルサービス事業は、日本最大級のポイントサイトである「モッピー」に加え、自社アフィリエイトプログラム「AD.TRACK」やポイントサイト以外の各種コンテンツメディアの運営、及び企業のDX化支援を手がける連結子会社「ゆめみ」で構成している。

「モッピー」においては、ポイ活トレンドの高まり等を好機として会員数増加ペースが加速し、当第3四半期連結会計期間末の会員数は354万人(前年同期比27.8%増)となった。また、幅広い業種の広告出稿の増加、各種キャンペーンの実施等、継続的なサイトの改良も行っていた。

「AD.TRACK」においては、インフルエンサーマーケティング強化等の施策を実施したものの、取扱高に占める割合の高い美容・健康食品分野において、法改正に伴うクリエイティブ表現の制限により配信先アフィリエイトメディアの獲得力が減少したため減収となった。

コンテンツメディアにおいては、D2C事業のプロモーション強化による増収が業績に寄与した。「ゆめみ」においては、リモートワーク推奨による一部オフィス解約などのコスト削減効果に加えて、大手企業を中心としたDX化支援に取り組んでいた。


■フィナンシャルサービス事業
・売上高14億900万円(前年同期比288.2%増)
・セグメント利益は4億4300万円(前年同期は3300万円のセグメント損失)

フィナンシャルサービス事業は、ブロックチェーン関連事業、オンラインファクタリングサービス事業、投資リターンを得ることを目的とした投資育成事業を行っている。

ブロックチェーン関連事業においては、2021年3月15日付で暗号資産販売所「CoinTrade」を開業した100%子会社であるマーキュリーへの先行投資を進めている。また、オンラインファクタリングサービス事業としてフリーランス向け資金調達支援フィンテックサービス「nugget(ナゲット)」にも引き続き投資をしている。

一方、投資育成事業においては、コインチェック株式のアーンアウトに加えて、継続保有していた有価証券について一部売却を実施した。


■2021年12月期の連結業績予想

2021年12月期の連結業績予想の修正はなく、その内容は以下の通りとなる。

・売上高238億円(前期比17.7%増)
・営業利益20億円(同33.6%増)
・経常利益30億円(同65.2%増)
・最終利益30億円(同302.9%増)



第3四半期連結累計期間において通期連結業績予想の数値を超過しているものの、第4四半期連結会計期間において、「モッピー」、D2C事業、ブロックチェーン関連事業において先行投資を強化するため通期連結業績予想の数値を据え置いているとのこと。


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