Amazia、21年9月通期の決算は営業利益73%減の2億8700万円 海賊版サイトや競争環境の激化で広宣費増加 「マンガBANG!」MAU過去最高に
Amazia<4424>は、2021年9月通期の決算を発表し、売上高75億0700万円(前の期比0.2%減)、営業利益2億8700万円(同73.8%減)、経常利益2億9000万円(同73.2%減)、最終利益1億8500万円(同75.3%減)と大幅減益となった。海賊版サイトの拡大や競争環境の激化などを受けて、広告宣伝費を増やしたことが影響した。ただ、MAUについては過去最高を記録するなどユーザー獲得が進んだという。
・売上高:75億0700万円(同0.2%減)
・営業利益:2億8700万円(同73.8%減)
・経常利益:2億9000万円(同73.2%減)
・最終利益:1億8500万円(同75.3%減)
「マンガBANG!」の主力であるフリーミアムモデルのコーナーにおいて、配信する作品の差別化を図るために、オリジナル作品の創出や出版社との信頼関係を深化させ、先行配信や人気作品の配信数の増加に努めた。
また、海賊版サイトが再び活発になってきたことを受け、獲得効率を意識しながらユーザーの拡大が困難な状況であったため、獲得効率よりもユーザー獲得数の増加を重視した広告宣伝方針に変更し、ユーザーの拡大に注力した。
続く2022年9月通期の業績については、売上高80億円(前期比6.6%増)、営業利益3億円(同4.4%増)、経常利益3億円(同3.2%増)、最終利益1億9000万円(同3.0%増)を見込む。
・売上高:80億円(同6.6%増)
・営業利益:3億円(同4.4%増)
・経常利益:3億円(同3.2%増)
・最終利益:1億9000万円(同3.0%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社Amazia
- 設立
- 2009年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐久間 亮輔
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4424