ビーグリー、日本テレビと資本業務提携 「共同IP開発」「既存IPの利活用の拡大」に注力 公開買付けと第三者割当増資で日本テレビはビーグリーの筆頭株主に
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ビーグリー<3981>は、11月12日、日本テレビ放送網と資本業務提携を実施することを発表した。
両社は、この提携を通じ、両社のリソースを拠出し合い、活用しあうことで、「共同IP開発」「既存IPの利活用の拡大」を行い、コンテンツプロデュースカンパニーとしての継続的成長を目指していく。主な業務提携の内容は、以下のとおり。
①ビーグリーグループが創作・原作に関与し、映像化、商品化及び翻案等の二次利用に関する権利を取得するコンテンツの二次利用に関する協業(コンテンツの公開買付者の地上波枠での放映を含む。)並びに必要な権利の取得
②日本テレビ放送網グループとビーグリーグループが共同で創出・育成したコンテンツ及び作品等の電子出版、ゲーム、アニメ、ドラマ化、商品化等による二次的著作物の共同での制作・利用
③日本テレビ放送網グループとビーグリーグループによるコンテンツ及び作品等の創出、育成(企業やコンテンツへの共同での出資や投資の検討含む)
④原作創出、作家発見プロジェクト又はこれらに類似する企画の共同実施の提案
⑤既存のコンテンツに関する二次利用の参考となるマーケット情報の共有資本提携については、日本テレビ放送網によるビーグリー株式の公開買付けと、ビーグリーによる日本テレビ放送網を割当先とした第三者割当による新株発行によって行われる。
公開買付けは、普通株式1株につき1900円が公開買付価格となり、買付予定数を下限71万3000株、上限151万4900株として実施される。
一方、第三者割当による新株発行は、普通株式106万9400株を1株あたり1900円で発行し、そのすべてを日本テレビ放送網に割り当てる。
なお、公開買付けの買付数が上限で成立した場合は、日本テレビ放送網のビーグリー株の持株比率は25.36%となり、筆頭株主となる予定。
また、第三者割当による新株発行で調達した資金の使途については、以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 日本テレビ放送網株式会社
会社情報
- 会社名
- 株式会社ビーグリー
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 吉田 仁平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高190億8000万円、営業利益14億9600万円、経常利益14億4000万円、最終利益6億8900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3981